垂裕神社


朝倉市秋月に鎮座する垂裕神社。境内は紅葉の名所としても有名です。

由来

安政6年(1859年),秋月藩第10代藩主黒田長元は初代藩主長興没後200年を迎えるにあたり、その顕彰を企図して『垂裕大明神』の神号を得ました。初め秋月八幡宮の相殿に祀られましたが,元治元年(1864年),秋月城内の仮御殿に遷座し,さらに明治5年(1872年)から3年がかりで現在地に社殿が建設され遷座しました。現在は長興の他,歴代秋月藩主と夫人,公子や秋月出身の戦没者を合祀しています。神門である黒門は,もと秋月氏が拠点とした古処山城の搦手門でしたが,その後,秋月城の大手門となり,明治13年現在地に移築されています。参道の石段は「士族坂(さむらいざか)」とも呼ばれ,この神社を守るために力を尽くした秋月藩士の思いを伝えています。

散策


秋月城跡の近くにあります。鳥居をくぐって進んで行きます。


これが士族坂か~。石段が斜めで登りにくいなぁ。雨の日は気をつけた方がいいかも。


秋月城の本門だった黒門。歴史ある物を残してあってすばらしい!


さて。どっちの道を登ろうか。せっかくなので右を選びました。


秋月八幡宮と同じ位の勾配の石段。きついけど頑張って進みます。


まだ先があるのか~と心が折れかけましたが,鳥居が見えています。頑張ろう!


やっと着いた~(^O^)/ 境内は思ったより整備されていて驚きました。


手水舎。以前参拝した時は水が凍っていました。真冬はホント寒い所です^^;


拝殿の中の様子。「垂裕明神」の扁額が飾られています。


本殿・拝殿は重要伝統的建造物群保存地区の保存物件とされています。


なかなか立派な社殿ですね~。漆黒の社殿かっこいい!


境内にある由緒書き

御祭神

垂裕明神(黒田長興)

所在地

福岡県朝倉市秋月野鳥666