那覇市海岸沿いにある珊瑚礁の上に鎮座する琉球八社(琉球王国から特別待遇を受けた寺院と併設されていた神社)の一つ。最も格式の高い神社として崇められています。
由来
創始年は不明ですが,豊漁と豊穣の聖地として人々が祈りをささげていたことが始まりといわれています。中国・南方・朝鮮・大和をはじめとする各地との交易の船で行きかう那覇港から出港する人々は,その都度この波上宮に路の平安を祈り,入港する人々は航海無事の感謝をささげたといわれています。明治23年官幣小社に列格し,沖縄総鎮守としてふさわしい社殿,神域の結構を見るに至りますが,沖縄戦により被害を受けました。戦後,昭和28年に本殿と社務所,同36年に拝殿が再建され,現在の姿となっています。
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散策
入口付近の一の鳥居。平成2年(1990年)御大典を記念して改築されました。
あいにくの雨でしたが,社号標が大きくて立派でした!!
「なみのうえぐう」と読むんですね。タクシーの運転手に「はじょうぐう」と言ってしまいました^^;
左側は参拝客用の階段,右側は車用の道路。よく考えてありますね~。
二の鳥居が見えてきました。来たかった神社なのでワクワクします♪
お~!さすがは南国・沖縄!樹木も南国調で雰囲気が違いますねー。
手水舎。ここでも沖縄を感じることができます。
コロナ対策で柄杓は置かれていませんでしたが,近づいたら龍の口から水が出てきました♪
あれ?沖縄では両手で洗っていいんですね。開運・龍手水だって。すご!
拝殿の彫刻が色鮮やかですごーい!龍と麒麟でしょうか。かっこいい!
拝殿に掲げられた由緒書き。装飾が豪華でビックリ!!!
波上宮の編額の右には国家鎮護、左には萬民泰平と書かれています。
拝殿の中の様子。独特の雰囲気でした。
こんな所にもシーサー様がおられます。表情がかわゆい^^
拝殿の前におられた躍動感たっぷりのシーサー様。シーサーとは獅子を沖縄語で発音したものだそうです。
拝殿の左側に境内社が鎮座します。左側は世持神社で右側は浮島神社です。
境内右側から「波の上ビーチ」に降りることができます♪
水が澄んでとてもキレイでした(^^♪
ビーチから見ると、かすかに本殿が見えます。
由緒書きには御祭神や祭事が記されています。
御朱印
御祭神
(主神)
伊弉冊尊
速玉男尊
事解男尊
(相殿神)
竈神(火神)
産土大神
少彦名神(薬祖神)
所在地
沖縄県那覇市若狭1丁目25番11号