朝倉市秋月地区に鎮座します。946年創建の歴史ある神社で,帆船六艘図や武芸奉納額などの絵馬が掲げられています。
由来
平安時代中期の天慶2年(939年),藤原純友が瀬戸内海の海賊を率いて乱を起こし,大宰府まで襲撃しました。追捕使としてこの地に来た大蔵春実が,神功皇后ゆかりの地とされる宮の丘(現在の秋月八幡宮周辺)で戦運を祈願したところ,無事に乱を平定することができたことから,天慶9年年,この地に神社を建立したのが始まりとされています。その後,建仁3年(1203年)に秋月氏の祖といわれる秋月種雄(大蔵種実の八世孫)が秋月に移り住み,本殿を造営した。寛永13年(1636年)には秋月初代藩主・黒田長興が大規模な改修を行い,以後15年ごとに社殿の改修が行われたそうです。現在も歴史情緒溢れる秋月で悠久の歴史を刻み,独自の存在感を醸し出しています。
散策
車で社殿近くまで行けますが,あえて桜並木のある道から参拝しました。鳥居が古いですね!
真っすぐ進んでいきます。とにかく直進しましょう!
燈籠の先に石段があります。さらに奥へ。。
急勾配の石段を登ります。さすがに息が切れてきました(笑)
登ったところに安政6年に奉納された鳥居があります。
手水舎。溜められた水でしたので,手を洗うだけにしました。
オーソドックスなタイプの拝殿前の狛犬様
拝殿の中の様子。八幡大神の社号額が飾られています。
拝殿の側面ある「禁煙」の文字。確かにすぐに燃えてしまいそうなので,煙草は厳禁!
趣がある本殿ですね~。
境内の樹木(杉・銀杏・樟など)は朝倉市指定保存樹林に指定されています。
秋月八幡宮の由来が書かれた由緒書き
御祭神
応神天皇
住吉大神
武内宿禰
所在地
福岡県朝倉市上秋月1717