昭和20年6月,福岡空襲によって社殿は焼失しましたが,昭和21年氏子によって再建され,現在の社殿は昭和55年に再建されたものです。
由来
創建の時代は明らかではないが,「筑前国 続風土記拾遺」に天正十四年(一五八六年) の当社に関する文書の存在を示す記録があり,中世のころ出羽羽黒山の修験者によって勧請されたと考えられる。江戸時代には福岡藩主の深い信仰を受け,その武運長久,家内繁栄,無病息災と五穀豊穣の祈祷所でもあった。社殿等の新改築はその寄進による。特に神殿は荘厳な桃山造で文化財に相当するものであった。また明治の初めまでは付近の集落の産土神であった。現存する鳥居,燈籠等の石造は江戸時代に建造された物が大部分であり,当社の歴史を示す文化財である。なを,文化文政期における福岡藩主の信仰を示す文書も現存している。
散策
駐車場付近の案内板。いろんな御利益がありますね~。
一の鳥居。階段を登っていきます。
見た目よりきつい石段。この日は暑くてしんどかった~。
途中に神殿跡がありました。珍しいですね!
手水舎。残念ながら使用されていませんでした。
細長タイプの狛犬様。昭和57年奉納です。
社殿の様子。瓦型でコンパクトな印象でした。
いろんな絵馬が飾られており,比較的保存状態は良かったです。
社殿の両側には摂社が置かれています。
御祭神
大巳貴命
所在地
福岡市南区柏原字林崎372