天孫降臨の高千穂峰の麓に鎮座する霧島神社。極彩色に装飾された豪華な社殿は見応え十分です。幕末に坂本龍馬が日本初の新婚旅行に訪れたことも有名です。
由来
日本書紀によれば,欽明天皇の御宇(西暦540年),はじめ高千穂峯のほど近く脊門丘に社殿を作って奉斎したとされていますが,社殿は大噴火でたびたび焼失し,今から500年前現在の社地に鎮座され,現在の社殿は江戸時代中期の正徳5年(1715年),島津家21代当主島津吉貴により造営されました。敷地の高低差を利用して勅使殿,拝殿,幣殿,本殿が一直線に並ぶ社殿構成が壮観で,社殿はすべて漆塗り・朱塗りの絢爛豪華な色彩が施され,特に本殿正面の向拝の龍と瑞雲の彫刻が見事で,内部も柱,梁,長押などの細部まで朱塗りで豪華に装飾されています。本殿,拝殿ともに入母屋造,総銅板葺で,各社殿をつなぐ登廊下を含めて国の重要文化財に指定されています。
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散策
やって来ました!念願の「霧島神宮」です。楽しみ~!
駐車場近くにあった案内図。現在地は…と見てみると,ショートカットで途中から入りこんだみたい。大鳥居や二の鳥居も過ぎてるし(笑)
気を取り直して進んで行きます。広い石の階段いいですね~。
これが三の鳥居。参道に沿って巨木が立ち並んでいました。すごい!
境内は参拝客で賑わっていました。あれ!?建物が全部同じ造りかも。
手水舎。苔がいい感じです。
拝殿の彫刻に圧倒されてしまいました。豪華絢爛!
さらに近づいて撮影。色が鮮やかなので龍がとても生き生きとしています。お賽銭箱もかっこいい!
さすがは国指定文化財。本当に立派な社殿です。
ふと見ると「山神社 徒歩三分」の表示が。行ってみましょう。
少し不安になりますが、他の参拝者に付いていきます。
自然の中に鳥居がありました~。完全に同化してますね^^
妻が祠の所に丸いものが見えると言っていましたが、私にはまったく見えません^^;
割り札を半分に割り、願い事、氏名を書いた方を杉の枝に結び付け、残りの割り札は護符として持ち帰ります。山神社は御朱印をいただくこともできます。
(境内に戻って)御神木の杉。高さ38m、幹廻7.2mで樹齢約800年なんだそうです。霧島杉とも呼ばれます。
坂本龍馬とおりょうの案内板。日本初の新婚旅行とありますが,本当にこのペアが初めてだったのでしょうか(笑)
御朱印
御祭神
(主祭神)
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
(相殿神)
相殿神木花開姫尊
彦火火出見尊
豊玉姫尊
鵜鷀草葺不合尊
玉依姫尊
神倭磐余彦尊
所在地
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5