福岡県築上郡吉富町小犬丸に鎮座します。4年に1度行われる放生会の際には傀儡子による細男舞と神相撲とが奉納され(重要無形民俗文化財),相撲も鎮魂儀式のひとつです。
由来
縁起によると,欽明天皇6年(545年),山国川の畔に住む玉手翁という者が白雲に乗った神女に出会い,その神託により息長帯比売(神功皇后)を祀る神社を造営,息長大神宮と称したのが始まりとされ,一説に海人族系の人たちが神功皇后を海神として祭祀したのではないかといわれています。神社には牛にまたがる女神像(木造女神騎牛像,重要文化財)がありますが,それは祭神の神功皇后だとされます。
★ 公式ホームページ
散策
一の鳥居は大きな注連柱でした。珍しいですね!
鳥居をくぐって進みます。天気がよかったし,自然を満喫できてとても気持ちよかったです。
途中で出会った狛犬様。拝殿までの間に3対の狛犬様がおられました。
長い参道を進んでいくと境内が見えてきました。
まず心身を清めましょう。なかなか立派な手水舎でした。
創建は西暦545年って…歴史ある神社なんですね~。
この楼門かっこいい!私好みの木造の漆黒タイプです^^
拝殿の中の様子。かなり奥行きがある造りでした。
拝殿前の狛犬様。表情のせいか,そう大きくはないけどとても力強くみえます。
拝殿の左側には住吉宮,右側には四十柱宮がありました。
その住吉宮。この神社の伝統行事・神相撲では住吉大神は西方の横綱格として登場し,一度も負けない最後まで勝ち残る神様とされています。
こんな所にも逆立ちした狛犬様がおられました。初めてみたな~。
国指定の重要文化財である木造女神騎牛像。見たかったな~。
楼門の右側に鎮座する恵比須神社。御祭神は事代主大神で福徳円満,大漁満足,商売繁盛などに御利益があるそうです。
本殿裏側にもいくつか摂社があるので,周囲をくまなく回られることをお勧めします。
御朱印
御祭神
息長帯比売命(神功皇后)
虚空津比売命(神功皇后の御妹神)
四十柱大神
住吉大神
所在地
福岡県築上郡吉富町小犬丸353-1