葛城神社妙見宮


福岡県築上郡築上町奈古に鎮座します。御祭神の天之御中主神は宇宙根源の神として崇められ,宇宙の中心の神で全ての神々の中心となっています。

由来

その昔,三つの大きな星が明るい光を放ち,葛城山天降の峰に向かって降り注いでいくのを村人たちが見つけました。その時に光輝く童子が現れて村人達にお告げをしました。「別天津三神を奉る三殿の祠を建て崇拝すれば郷里繁栄五穀豊穣となる」

そのお告げを受けた村人達は、皆で力を合わせてお告げ通りに葛城山天降山上に祠を建てたのが葛城神社妙見宮の創建です。(1076年)神官藤原時人神告に依り奉祭されました。天降の山上より現在の地へお社を建て御遷座奉る事になり,1592年社殿建立遷座され鎮り座し奉り今日に至ります。天地のはじめに成られた別天津神(ことあまつかみ)三神の天之御中主神・高御産霊神・神皇産霊神を御祭神としています。

★ 公式ホームページ

散策


遠くに見えるのが一の鳥居。行こうと思ったら,猛犬が吠えて近づけませんでした^^;


鳥居付近の様子。狛犬様の奥,左側に鳥居が見えています。


葛城神社の社号標。金色の文字で高貴な感じがします^^


入口付近にある由緒書き。ふむふむ。北極星を最高神とするのか…珍しいですね!


「妙見宮」の扁額が掲げられた鳥居をくぐって進みます。


手水舎の水は地下深くから湧き出る霊水で,若さを保つ若返りの水と言われています。


振り返ると池の縁に小さな鳥居がありました。ここで鯉を見る事が出来れば,恋が叶うと言われています。


ちょっと厳しそうな狛犬様^^; くわえた玉と胴体の色が違っています。


神聖な雰囲気が漂う木造の拝殿。来てよかった!


拝殿の中の様子。天井の絵がすごい!葛城神社の扁額も金色の文字でした^^;


立派な本殿ですね~!


本殿左側には,春日大明神,馬見大明神,田原大明神,諏訪大明神,祇園午頭天王,熊野権現,猿田彦命,貴布袮大明神などが祀られています。


樹齢推定500年以上のシイ。すごく絡み合っているのが分かります。


この洞窟はパワースポットなんだそうです。どういう御利益があるのかな。

御祭神

天之御中主神

高御産霊神

神皇産霊神

所在地

福岡県築上郡築上町奈古113