平安神宮


桓武天皇の遺徳をたたえる京都の総社で,平安京の大極殿と応天門(神門)を再現した社殿は見応え十分です。厄除開運,家内安全などの御利益があります。

由来

平安遷都1100年を記念し,第50代桓武天皇を御祭神として1895年(明治28年)に創建されました。皇紀2600年にあたる1940年(昭和15年)には、平安京で過ごした最後の天皇である第121代孝明天皇が御祭神に加えられ,現在も広く崇敬を集めています。
社殿は平安京の正庁,朝堂院を8分の5の規模で再現しており,大極殿・外拝殿,応天門(神門),蒼龍楼,白虎楼,歩廊・龍尾壇等は1895年の創建当時に造営されました。その後,1940年の孝明天皇鎮座にあたり,本殿,祝詞殿,内拝殿,翼舎,神楽殿(儀式殿)・額殿・内外歩廊斎館(祭典のため参篭する館)・社務所などが増改築され,社殿の大修理も施されました。1975年(昭和50年)に主要な建物の屋根葺き替えが行われ,1979年(昭和54年)に現在のような壮麗な社頭が完成しました。

★ 公式ホームページ

散策


神宮道に建つ大鳥居は,高さ24.4mと日本国内でも屈指の大きさです。すごっ!昭和4年に建てられたそうです。


平安神宮の社号標。横幅もあって大きかった~!


参道の向こうに大きい社殿が見えています。かなり先だけど,ここ相当広いかも^^;


振り返ったとこ。通ってきた大鳥居が見えます。ここから見ても大きいですね!


進んで左側に手水舎がありました。社殿にあわせて作られています。豪華~^^


国の重要文化財に指定されている「応天門」。平安京当時,弘法大師(空海)は扁額の「應」の字の点をひとつ書き忘れ,筆を投げて書き加えたと伝えられており,“弘法も筆のあやまり”のエピソードに由来するとされています。


日本庭園として知られる平安神宮神苑は,約3万㎡の池泉回遊式庭園で,東,中,西,南の4苑に分かれ,四季折々の景観が楽しめます。


これでも8分の5の規模なんだそうです。平安京はもっと広かったんですね~!


境内右側に「蒼龍」様がおられます。狛犬様的な立場でしょうか。


社殿、東側に位置する「蒼龍楼」。こちらも国の重要文化財に指定。とても異国情緒を感じる建物ですね。立派!!


大極殿正面には「左近の桜」「右近の橘」が配置されています。こちらは「左近の桜」です。


宮殿のような大極殿(だいごくでん)。ここは外拝殿で奥に主祭神が鎮座する内拝殿があり,さらに黒き台座があるそうです。大きすぎてビックリ^^;


境内左側には白虎様がおられます。


境内左側に鎮座する「白虎楼」。他にも白虎桜,白虎池など白虎様ゆかりのものがありました。対して境内右側は蒼龍様ゆかりの蒼龍桜,蒼龍池など。そういう構成のようです^^;


天皇在位60年記念の石碑。天皇家と縁がありますね^^

御朱印

御祭神

桓武天皇

孝明天皇

所在地

京都市左京区岡崎西天王町97