八幡竈門神社


神亀四年(727年)創建とされます。鬼が一夜で造ったとされる石段や鬼が逃げ出すときに落としていった石の草履など鬼にまつわるエピソードが多い神社です。

由来

仁徳天皇(在位312-399年)御宇のとき曰く、日本武尊および神功皇后(200年頃説)が西征のとき豊後州速見郡竈門荘亀山に行宮(天皇行幸の仮宮)を造る。このとき国常立尊、天照大御神を始め三十三神を奉斎する。次に聖武天皇(在位724-749年)の御宇、神亀四年(727年)三月十五日豊前国宇佐より仲哀天皇、応神天皇の神霊が竈門荘宝城峯に降臨する。山麓において大神諸男と大神豊永(竈門宮宮司)が相議し、御越山に遷座奉る。既にして亀山の桜樹の枝上に現れる。再び竈門宮に奉斎する(例大祭桜会祭の紀元)。併せて三十五神となる。既に竈門宮と称す。次いで淳和天皇(在位823-833年)の御宇、天長三年(826年)宇佐より神功皇后の神霊を迎え、併せて三十六神となる。このときより八幡竈門宮と称する。

★ 公式ホームページ

散策


駐車場付近の鳥居。あいにくの小雨の中の撮影。社号標が立派でした。


おっ!手水舎に亀様がおられます。珍しいですね~!


拝殿前の狛犬様。大きな口が印象的です^^


拝殿は昭和38年、本殿は明治39年の建造で三間社流造銅板葺素木造です。


拝殿の扁額と天井に描かれてる龍の水神様。火災から守ってくれているのだそうです。


拝殿の中の様子。綺麗に整理されていました^^


なかなか趣がある本殿ですね。


御神亀(開運なで亀)。毎年恵方神の司る最も縁起の良い方向を向いているのだそうです。撫でながら祈願します。


日独戦争の戦勝を機に昭和3年に一対奉納された水中兵器(機械水雷)が飾られています。


参道の石段は鬼が造ったという伝説があります。まさに鬼滅の刃みたい^^


その石段がこちら。確かに上の方は造りが雑のような気がします。それはともかく正面から参拝した方がよかったかな^^;


正面から撮影すると,鳥居と拝殿,機雷まで写りますね!


御神木の魂依(たまより)の木。樹齢約500年のイチイガシ。幹が空洞になっており中に人が入れる大きさです。


鬼が忘れた石草履。長さ約45cmあるので人の足はすっぽり収まります。ここでも鬼伝説を感じます。


見上げると龍の頭に見えます。写真中央の黒い所。分かるかな~!?


境内にあった由緒書き

御朱印

御祭神

応神天皇

仲哀天皇

神功皇后

所在地

大分県別府市大字内竈1900