京都で最も古い神社で賀茂氏の氏神として祀られたのがはじまりとされます。平安遷都の際に皇城鎮護の社となり,あらゆる災難を除く厄除けの神として信仰されています。
由来
太古の昔,神代の時代およそ2,600年前,山背國に移り住んだ賀茂一族の姫「賀茂玉依比売命」の御子神である「賀茂別雷大神」が天より神としてに本殿の北北西にある神山(こうやま)に降臨し,そこで祭りが始まったことが起源とされます。母である賀茂玉依姫命と祖父である賀茂建角身命は賀茂御祖神社(下鴨神社)に祀られていることから,上賀茂神社と下鴨神社は並んで紹介されることが多いです。平安時代以降,賀茂別雷神社は衰退しますが,1628年頃に社殿が再興され,境内全体の整備が行われ平安時代の姿が再現されました。重要文化財に指定されている34棟はこの時再建されたものであると考えられています。
★ 公式ホームページ
散策
一の鳥居が色鮮やかで目立ちます。社号標には「賀茂大社」と書かれていますね。
間もなく二の鳥居が登場。平日だったせいか参拝客はまばらでした^^;
っていうか,境内がめちゃ広い!次の鳥居までだいぶ先だなー
途中にあった「外幣殿」。「寛永5年(1628年)造替 重要文化財」と書かれています。
その近くにあった「風流桜」。春になったら鮮やかな桜が花を咲かせてキレイでしょうね~!
やっと三の鳥居に到着。中はどんな感じかな。楽しみ^^♪
上賀茂神社の境内広いですね~。約23万坪もあるそうです。
重要文化財の「細殿」(ほそどの)。結婚式場らしいです。円錐形の美しい立砂(たてずな)が目を引きます。玄関先の盛砂をする風習はこの立砂が起源になっているそうです。
御祭神がご降臨になった神山の湧き水(神山湧水)を汲み上げたものが使われている手水舎。心身を清めましょう。
樟橋(長寿橋)を渡って楼門に進みます。
こちらも色鮮やかですね!楼門,とても立派です!
中門の中の様子。現在の本殿と権殿(ごんでん)は1863年に再建されました。神社建築の様式である「流造」の典型で1953年(昭和28年)に国宝に指定されています。
摂社・須波神社。家や敷地を守る家内安全の神様で国の重要文化財に指定されています。他にも境内には摂社7社,末社24社が祀られています。
御朱印
御祭神
賀茂別雷大神
所在地
京都市北区上賀茂本山339