福岡市中央区警固3ー11−56
八咫烏を御祭神とし,江戸期に作られた「博多往古図」に当時の住吉大明神や筥崎八幡宮とともに『小烏大明神』として地図に明記されている由緒ある神社です。
由来
当社のご創建については,ご祭神・建角身神は日向(ひむか・宮崎)の地に天降られたのち,神代の世に,今の警固の丘(那珂郡薬院字浦に鎮座の祠で,下警固村の産土神であったと伝えられている地)付近に出現されたか,後の世に他地より勧請(神様の分霊を他地から移し祀る)され,祀られたのかは不明。一方では建角身神は主に畿内の神社(熊野那智大社,八咫烏神社,下加茂神社など)に多く祀られており,なぜ神話伝説の地から離れた筑紫の警固の丘に祀られているのかはナゾである。ただ『小烏大明神』『小烏神社』そして地元「古小烏」の地名に見られる「烏」の名称は,建角身神の化身・八咫烏(やたがらす)に由来すると考えられる。
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散策
住宅街に鳥居がありました。
石段を登って進みます。
注連縄柱をくぐってさらに進みます。
曲がったところに社殿が見えてきた。日本庭園のような風情でした。
拝殿前の狛犬様。少し上を向いておられます。
社殿は,本殿,渡殿,拝殿の三殿からなり,慶長13年頃の建築様式を今に伝えています。
拝殿の中の様子
境内にある天満宮(菅原道真)
同じく稲荷神社(倉稲魂神)
御祭神
建角身神(八咫烏)(別称 小烏大明神)