八代城跡に鎮座します。後醍醐天皇の皇子で征西将軍としてこの地で足利軍と戦った懐良親王を主祭神、懐良親王没後に征西将軍職を継いだ良成親王を配祀し、「将軍さん」の愛称で親しまれています。
由来
明治維新以降、南朝の功労者を祀る神社の創建運動が各地で起こり、懐良親王の墓所のある八代の住民らも官弊社の創立を明治政府に請願しました。これを請けて明治13年(1880年)太政大臣から社殿創立が許され、廃城となった八代城本丸跡に八代宮を設置することになりました。明治13年に社格が官幣中社と定められ、明治19年に良成親王が配祀されました。本社は下宮で熊本県の重要文化財にも指定されています。
散策
ナビで八代城跡を目指し、二の鳥居から境内に入ります。専用駐車場はありません。
本丸跡に境内があるため,周囲には掘や石垣が当時のまま残っています。
入口付近にあった八代城跡の案内表示。結構大きいお城だったようです。
鳥居付近の狛犬様。天を仰いでおられます^^;
手水舎はコロナ対策で使用されていませんでした。残念。
立派な神門。ここからさらに進んでいきます。
重厚感ある拝殿。落ち着いた雰囲気がいいですね~。
拝殿の中の様子。八代宮の扁額が見えています。ホント造りが質素~。
300円で「招き猫みくじ」を買うことができます。かわいい~!
流造りの本殿。晴れた日に来ることができて良かった^^
本殿左側には霊社が鎮座します。
多くの戦没者が祀られています。
入口付近にあった由緒書き。観光者にとってこういうのは本当に助かります♪
御朱印
御祭神
懐良親王
良成親王
所在地
熊本県八代市松江城町7-34