嚢祖八幡宮

旧社格は県社で現在は神社本庁の別表神社。旧称は納祖宮。飯塚の鎮守として崇敬され,子守りの神としても信仰されています。

由来

旧長崎街道に面する小高い丘の上にある嚢祖八幡宮。創建年代は不詳とされていますが,1359年(延文4年)には社殿が建立されており,1921年(大正10年)に郷社,1924年(大正13年)には県社に昇格しました。

神功皇后が三韓征伐からの帰途,納祖の森に祭壇を設けて天神地祇を祀り,長年つき従った九州の臣たちと別れを惜しんだと伝えられます。この時,人々が「またいつか尊顔を拝し奉らん」と口々に言い,この「いつか」が「飯塚」の名の由来であるそうです。また,「嚢」には「先ありし日」という意味があり,社名の「嚢祖」は先祖を祀ることに由来します。

★ 公式ホームページ

散策

趣のある鳥居です。この日は朝から天気がよくとても気持ちよかったです。

丸い玉に乗った狛犬様。表情は厳しいけど,髪は短めで尻尾がくるんと巻き付いています。よく見るとかわいいかも。

境内にある祇園宮。須佐之男命が祀られています。

他にも,志賀神社(綿津見三神),皇大神宮(一般的に天照大神),住吉神社(住吉三神),水守神社(罔象女神、保食神、級津彦神、級津姫神)等の摂社・末社が鎮座します。

この産乃宮神社はパワーを感じます。案内板にあるようにたくさんの神様が祀られています。

御祭神

応神天皇

仲哀天皇

神功皇后

武内宿禰

天神地祇

所在地

福岡県飯塚市宮町2-3