本来吉備国の総鎮守でしたが、三国分割により備中国の一宮となったことから、「吉備総鎮守」、「三備一宮」といわれています。
由来
当社の御祭神は第7代孝霊天皇の皇子の「大吉備津彦命」であり、第10代崇神天皇の御代に吉備の国に下られ、温羅(うら)と言う悪者を平らげて平和と秩序を築き、この地に宮を営まれて吉備の国の人々のために殖産を教え、仁政を行ない、長寿を以てこの地に薨去せられた。社伝によれば仁徳天皇が吉備の国に行幸した時、御創建になった。後に延喜の式が定まると名神大社に列し、やがて一品の位になったので一品吉備津宮、また三備(備前、備中、備後)の一の宮と称せられ、昔から産業の守護神として、また長寿の守り神として全国の人々から深く信仰されている。
★ 公式ホームページ
散策
入口付近。あれ?吉備津神社は鳥居がないんですね^^;
近くの手水舎で心身を清めます。なんかお寺チック…。
石段は勾配がきついので、登る時は気をつけてください!
北随神門から入っていきます。国指定重要文化財で室町中期の再建とのことです。
拝殿に行く間にも石段があります。この日は35℃。汗だくです^^;
「吉備津宮」の扁額
やっと拝殿に着きました。幅が狭くて写真が撮りづらい^^;
拝殿の中の様子。失礼いたしました。
足利義満造営とされる本殿は全国唯一の比翼入母屋造(吉備津造)で、拝殿とともに国宝に指定されています。
岡山県指定重要文化財の「廻廊」は天正7年(1579年)の再建で全長360mある歴史的建造物です。
廻廊の途中に鎮座する「えびす宮」は、商売繁盛・家業繁栄の神様として有名です。
「岩山宮」は吉備国の地主神が祀られています。あじさいが綺麗^^
さらに進むと「三社宮」が鎮座します。左から春日宮、大神宮、八幡宮
廻廊の終点付近におられた狛犬様。けっこう古いですねー
第一駐車場付近の案内図。全部見て回ると時間がかかります。
めちゃ汗をかいたので参拝後に「きびだんごアイス」を注文。うまうまでした!
御朱印
御祭神
大吉備津彦命
所在地
岡山市北区吉備津931