本殿は1830年(文政13年),黒田齊清の再建と伝えられており,神佛混淆時代の流れを止め,神殿渡り殿には華麗な佛閣造りが加味されています。
由来
1588年(天正16年),九州を平定した豊臣秀吉はこの地に城を築くよう小早川隆景に命じて名島城を九州守護の拠点としましたが,その後,廃城となりました。名島神社は神宮ヶ峯山頂から築城の際に現在の場所へ移され,江戸時代までは名島弁財天社と呼ばれていました。明治維新の神仏分離令によって,現在の「名島神社」となりました。
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散策
道路から見た鳥居。階段を上っていくと拝殿が見えます。
近付いてきました。少し息が切れてきました(笑)
こじんまりとした手水舎で身を清めます。
手水舎の横におられる狛魚様。他の神社ではお見かけしないですね。
1868年(明治元年),神仏分離令により弁財天は拝殿とともに宗栄寺に移され,名島神社の拝殿はその後に造営されたそうです。1911年(明治44年)に屋根の修理を行い、平成3年に台風で被害を受けて翌年改修しました。
拝殿の中の様子。宗像三女神が祀られていますね~!
名島神社本殿の四隅には,四神獣(玄武・白虎・青龍・朱雀)が埋め込まれています。
一般的には名島豊川稲荷神社と呼ばれています。厳しそうな雰囲気が伝わってきます。
拝殿の中には「名島豊川稲荷大神」の扁額が飾られています。
さらに進んで奥の院へ。
宗栄寺との境にある白い鳥居。かっこいいですよね~!
境内から名島城址公園に行くことができ,春になると臥龍桜や不断梅が見頃です。
近くには海もあるので休日を楽しむには最高です。
御朱印
御祭神
宗像三女神
市杵島姫命
湍津姫命
田心姫命
天照両皇大神宮・大山祇神社・諏訪神社・白鬚神社
所在地
福岡市東区名島1-26-1