妻恋神社


江戸時代には「正一位妻恋稲荷大明神」と呼ばれ、王子稲荷神社と並ぶ人気のパワースポットでした。宝船を描いた「吉夢絵馬」、縁結びのお守り、「吾妻はや絵馬」で有名です。

由来

日本武尊が東征した際、走水海(浦賀水道)の神による大暴風雨に遭遇するが、后の弟橘姫命が身を海に投げ海峡の神を鎮め、尊の一行を救った。東征の帰途、日本武尊は当初の社地で行宮)したとされ、郷民は尊の妃を慕われる心を憐れみ、尊と妃を祀ったのがこの神社の起こりと伝えられる。第五十二代嵯峨天皇(在位:809~823年)の勅命により関東惣社に列せられ、正一位を賜り関東総司妻戀大明神と称した。社号は妻を恋い慕うという意味で名づけたといわれている。湯島付近は早くから開かれた土地で稲作が行われていたことから、後に稲荷明神(倉稲魂命)が合祀された。江戸時代には妻戀稲荷と称され、王子稲荷神社と並んで参詣人が多かったという。1660(萬治3)年に旧湯島天神町妻恋台から現社地に遷座している。1872(明治5)年11月、村社に列せられた。

散策


移動中にたまたま遭遇した鳥居。住宅街の中にありました。


参拝した9月24日は「ねこまつり」の期間中でした。期間限定の御朱印でもいただいて帰りましょうね~^^


境内社として妻戀稲荷神社が鎮座します。鳥居から階段を上がって正面にありました。


境内左側の手水舎。なかなか趣がありますね。


拝殿に掲げられた「妻戀神社」の扁額。この字が正式なのかな。


拝殿を横から撮影できないので、道路から撮影。最初見た時はお寺かと思いました^^;


その横にある本殿


境内はこじんまりしています。以下のとおり、期間限定の御朱印ゲットできましたヽ(^o^)丿

御朱印

御祭神

倉稲魂命

日本武尊

弟橘姫命

所在地

東京都文京区湯島3丁目2番6号