長野・川付地区住民の氏神として「秋季大祭」が有名です。上宮と本宮があり、上宮は周囲45間の丸塚型山稜・山頂に石祠があります。上宮の御祭神は仲哀天皇と伝えられます。
由来
古命を長野八幡宮と言う。神功皇后、三韓御渡航のおり、船上に神あり。吾は新羅の神、清龍権現なりと皇后の国土を守護せん。因って、神功皇后が無事御帰朝の際、当山にて奉斎の祭りを執り行ったという。その後、第十六代仁徳天皇の治天十年(九八三年)平群木莵の宿禰の子博公を神管として、この霊蹟に神社を建立し気比大神天日鉾尊を祀らせたのが本宮の起源である。下がって、第四十八代称徳天皇の神護景雲元年(一四二七年)社務公実が、八幡宮、聖母宮、豊満宮の三社を勧請され、以後八幡宮の威徳霊験があらたかになって、社名を宇美八幡宮と称するようになった。明治維新の際に長野、川付、飯原小蔵(白糸)、四ヶ村(長野庄)の氏神社となり、明治5(1872)年に郷社、大正12(1923)年に県社に指定されました。
散策
一の鳥居から参拝します。奥に二の鳥居,その先に三の鳥居が見えています^^
正確に言うと,一の鳥居の手前に注連柱があります。ここからスタート!
二の鳥居の方が立派なような気がします。
三の鳥居付近。ここから登っていくのか。気合を入れて頑張ろう!
石段を登る前に,右側の手水舎で心身を清めてくださいね~!
由緒書きがありました。奈良,平安時代は大きな神社だったそうです。すごーい!
この石段の先はどうなってるんかな。
石段の左側には,猿田彦神社,宮地嶽三社,風神神社,両神神社が鎮座します。
石段の右側は,金刀比羅神社,生目神社,和多積神社です。
石段を登り切ったところ。お寺のような雰囲気でした~。
拝殿の中の様子。たくさんの絵が飾られています。立派な扁額が印象的!
拝殿を斜めから撮影しました。こんな感じ~。奥に神殿が見えています。
拝殿前の狛犬様。なかなか古そうです。
神殿には随神がおられます。なんか見張られているような気がする。。
神殿にいくつか扁額がありました。八幡宮,豊満宮,聖母宮。勧請された神社ですね。
御朱印は絵馬として販売されていました。さすがに御朱印帳に貼れないので,写真だけ^^;
以前,樹齢1,000年以上の大木があったようですが,台風等で倒れたそうです。残念(-ω-)
御祭神
上宮:仲哀天皇
本宮:気比大神、応神天皇、神功皇后、清瀧権現、玉依姫、瓊々杵尊
所在地
福岡県糸島市川付785