霧島東神社


鹿児島県の霧島神宮が「西霧島宮」と言われたのに対し、霧島東神社は「東霧島宮」と呼ばれ繁栄しました。高千穂峰山頂に社宝として天之逆鉾(あまのさかほこ)が祀られています。

由来

伊邪那岐尊・伊邪那美尊を主祭神として祀り、第十代崇神天皇の代に霧島山を信仰の対象とする社として創建されたと伝わる。天暦年間(947~957)に天台宗の僧、上空上人が神社のかたわらに別当寺である、錫杖院を建立し、霧島六社権現のひとつとして霧島山で神意仏心を崇める修行を行う修験者たちの拠点となった。当時は霧島山大権現東御在所之宮と呼ばれ、霧島修験の興隆に伴い社寺ともに栄えた。
度重なる霧島山の噴火により、復興造営を重ねており、現在の社殿は享保12年(1722)の造営により、幾度かの改修を経て今に至る。殿内奥には雌雄一対の龍柱が祀られ、正面には寛文6年(1666)薩摩藩主島津光久公寄進の「東霧島坐 [霧島の東に坐(いま)す]」の扁額が納められている。

散策


朱塗りの大鳥居をくぐって石段を登っていきます。


入口付近にあった案内板。天之逆鉾の解説も詳しく載っています。


こんなに高い所にあるんですよ~。キャンプ場からさらに登った山奥です^^;


龍神の安息地として伝えられている神龍の泉「忍穂井」。社の中に泉がありますが、女性は覗き込んではいけないそうです。注意しましょう!


こちらも朱塗りの手水舎


神門までやってきました。参道がさらに続いているのが見えます。


神門の前に一対の御神木があります。櫻井識子さんのブログで紹介されていましたが、この間を通るとよいそうです。


厳正な雰囲気の境内の中をさらに進んでいきます。


色鮮やかですね~!拝殿左側に隣接する社に「祈願者 昇殿口」があります。


拝殿の中の様子。独特の雰囲気…。


拝殿に掲げられた「東霧島山」の扁額


本殿右側にある左脇殿


右脇殿と本殿


境内にある樹木の角度がすごかったです。櫻井識子さんのブログでは龍がいると紹介されていました^^;

御朱印

御祭神

伊邪那岐命

伊邪那美命

(配祀)天照大神、瓊瓊杵尊、天忍穗耳尊、彦大大出見尊、鵜鵜草葺不合尊、神日本磐余彦尊

所在地

宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田6437