八坂神社


全国の祇園社の総本社。古くから「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。京の都に大流行した疫病を鎮めたといわれ,厄除けの社として信仰を集めています。

由来

創祀は諸説ありますが,社伝では斉明天皇2年(656年)と伝えられ,平安遷都がなされた延暦13年(794年)以前よりこの地に祀られていたとされます。また,貞観11年(869年)疫病流行の際,当社の神にお祈りして始まったのが祇園祭です。平安時代には二十二社の一に数えられ,朝廷からも厚く崇敬されました。一方,民衆の信仰も深く,京都はもとより全国に広く崇敬されるようになり,現在ではこの神を祀る神社は三千余社に及びます。明治維新まで「祇園社」または「感神院」でしたが,明治元年(1868年)の神仏分離令により「八坂神社」と改名されました。

★ 公式ホームページ

散策


バスを乗り継いで八坂神社に到着しました。大通りに面しているんですね。近づいて撮影したいけど,これだけ交通量があったら危ない危ない。近くまでいきましょう!


重要文化財建造物の「西楼門」。大正2年(1913年)四条通拡張に伴い移動し,現在の姿となりました。美しい姿から八坂神社の象徴として市民・観光客に親しまれています。


八坂神社の社号標,立派です!2月末というのに修学旅行の学生が来てました。なんで?^^;


西楼門前の狛犬様。とても大きく力強いお姿に感銘を受けたのですが,台座が高くてこの角度しか撮れませんでした。残念。。。


西楼門をくぐると…あら?意外と平坦な感じなんですね。


途中にある手水舎。屋根が重厚感あるな~。


参道を進んでいると摂社・末社が数多くありました。こちらは太田社。え?重要文化財に指定されてるのか。すごーい!


さらに進んでいくと石段の向こうに「舞殿」が見えます。


おー。到着しました。左側が本殿ですね!国宝らしいので参拝が楽しみ♪


目の前に飛び込んできたのは,縁結びの『大國主社』。『因幡の白兎』という神話にも登場しますね。大国主命とうさぎの像が置かれています。


マスクをされているじゃないですか~。コロナ禍なので違和感ないですね^^;


本殿。江戸時代建築の国宝建造物で「祇園造」と呼ばれる独特な建築様式です。現在の社殿は承応3年(1654年)徳川家綱により再建されました。


こちらも重要文化財の「十社」。右から,多賀社,熊野社,白山社,愛宕社,金峰社,春日社,香取社,諏訪社,松尾社,阿蘇社です。有名な神様ばかりです。


美人祈願の『美御前社』。美人の御利益があると女性に大人気らしく,舞妓さんや芸妓さんも祈願に訪れるそうです。


これがその美容水ですね。私はもう必要ありません^^;


諸願成就の『悪王子社』。素盞嗚命の荒御魂が祀られており,とても強いパワーをもった社なんだそうです!あー!手を合わせておけばよかった~((+_+))

御朱印

御祭神

素戔嗚尊

櫛稲田姫命

八柱御子神

所在地

京都市東山区祇園町北側625