厄除開運,安産祈願の御神徳があり,境内には九州最大・最古の前方後円墳「石塚山古墳」から出土した国の重要文化財「三角縁神獣鏡」が納められています。
由来
宇原神社は縁起によりますと、遠く神代に御鎮座されたものでありまして、御祭神の彦火々出見尊と豊玉姫尊は海神の宮から御遷りになり日向の神田(苅田)にお着きになられたのであります。神話によると、その時の船が化して島(神ノ島)となり、碇が化して巌石(哮石)となりました。この岩は、潮干の折には上部をあらわしていましたが、現在は干拓のため埋められてその姿は見られません。それから彦火々出見尊と豊玉姫尊の御二神は御上陸されました。その路は神ノ島から海岸につづいた砂の道で「みて」と呼ばれ、今は港となっています。(中略)
第73代堀川天皇の御代寛治庚午の年(西暦1090年)に、丙戌(北西)の方に清浄な所があるとの御神勅により今の馬場宮山の地に御遷座されました。その後、天正年間(西暦1573年頃)より幕末(西暦1867年)に至るまで「宇原八幡宮」を名乗っておりましたが、明治初年より元の「宇原宮」と改めて今日に至っています。
★ 公式ホームページ
散策
道路から見た一の鳥居。大きいのですぐ分かると思います。
駐車場付近にある案内板。由緒ある神社は神事が多いですね~!
二の鳥居。鳥居の扁額には「宇原社」と書かれています。右側の社号標もかっこいいです。
この宇原神社にはいくつも狛犬様がおられます。この玉乗りタイプの狛犬様,個人的には結構お気に入りです^^
さらに進むと三の鳥居があります。この鳥居の扁額には「宇原八幡宮」と書かれていました。
左側にある手水舎。ちゃんと柄杓も備え付けられています^^
こちらの狛犬様,口が大きいですね~!
拝殿の中の様子。暗くてよく見えませんでしたが,とても神聖な雰囲気でした。
拝殿左側の社務所の横を通って,拝殿の裏側に行くことができます。
流造りの本殿
境内にある恵比須神社。御神徳は豊漁,商売繁盛といわれています。
御祭神
彦波瀲武鵜茅草葺不合尊
彦火々出見尊
豊玉姫尊
所在地
福岡県京都郡苅田町馬場410