伏見稲荷,笠間稲荷とともに日本三大稲荷の一つに数えられ,年間300万人の参拝者が訪れます。広壮華麗な本殿,神楽殿,楼門などの社殿群は「鎮西日光」の異名で有名です。
由来
貞享4年(1687年)肥前鹿島藩主鍋島直朝の夫人である万子媛が,京都の花山院邸内にあった朝廷の勅願所の稲荷大神の御分霊を勧請したのが起源で,「祐徳」の社名は万子姫の諡名(死後の贈り名)「祐徳院」に由来しています。明治の神仏分離により仏式の行事を廃し,祐徳稲荷神社に改称しました。その際,万子姫が入定した寿蔵は境内社の石壁神社とされ,万子媛に「萬媛命」の神号が贈られました。衣食住,生活全般の守護神として,商売繁盛,家運繁栄などで尊崇されています。
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散策
祐徳稲荷神社の社号標。橋をわたって進みます。
鳥居付近。九州の神社では太宰府天満宮に次ぐ参拝客数だそうです。
祐徳稲荷神社の全体を表した図。山の頂上に命婦社(みょうぶしゃ)の奥の院があります。
お稲荷様がビッグサイズで驚きました。超かっこいい!
豪華絢爛な楼門!とてもキレイ(^^)/
楼門に中には有田焼の随神様がおられます。いつまでも色鮮やかでいいと思います。
広い境内にあって目立ちませんが,迫力ある狛犬様がおられます。
神楽殿の前で撮影している参拝客が多かった~。
参拝した際,巫女さん達がちょうど舞っていました!ラッキー!
階段を登った先にある本殿に向かいます。
本殿前から下を覗いたところ。結構な高さです。
総漆塗り極彩色の本殿は,昭和初期に建て直されたものが昭和24年(1949年)に焼失し,その後,昭和32年(1957年)に再建されました。
本殿横の絵馬納所。絵馬は「厄」の文字が切り抜かれている珍しいタイプです。
ここからさらに奥の院を目指します。300m頑張ろう!
上り下りがあるし、けっこう歩きにくくて遠く感じます^^;
急勾配の石坂は結構きついので、休憩しながら登りましょう。登り口で杖を借りることができます。かなりの数のお稲荷様が祀られていました。
やっとの思いで到着した奥の院。
奥の院の左奥にも社殿がいくつか並んでいました。
向こうに見えるのは有明海?大村湾?とにかく景色が最高!きもちいい~!
外苑東山つつじ園には,5万本のツツジが植えられているそうです^^
かわいい絵馬。開運間違いなし!って感じがします^^
御朱印
御祭神
倉稲魂大神
大宮売大神
猿田彦大神
神令使命婦大神
萬媛命など
所在地
佐賀県鹿島市古枝乙1855