大村神社


大村藩の居城であった玖島城の本丸跡に鎮座し、江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀っています。

由来

文化2年(1805年)に時の大村藩主大村純昌が祖先とする藤原純友及びその一族を「御霊宮大明神」と称して領内西大村池田山に創祀した神社を起源とし、文化11年には純鎮、天保9年(1838年)には純昌も合祀された。明治3年(1870年)には純鎮、純昌以外の歴代藩主9代を合祀して社名を「常磐神社」と改称した。明治17年に大村城本丸跡に遷座して「大村神社」へと改称し、明治18年に最後の藩主であった純熈を合祀、同年2月19日に県社に昇格した。

散策


城跡を登った所にある高くて白い鳥居。「大村神社」と書かれています。


手水舎は利用されていません。


参道にある「貝穴石」。ほら貝の音、ちゃんと出るのかな^^;


参道は直角に折れ曲がって拝殿へと続いています。


拝殿はお寺のような外観でした。黄色の注連縄がキレイ^^


拝殿前両側には国指定天然記念物の「大村神社のオオムラザクラ」が咲いています


こちらは本殿。あ、屋根にシャチホコがいますね。


厄にかかわる災いをおとす「厄割石」


明治41年(1908年)に遷座された玖島稲荷神社。京都伏見稲荷大社から分霊されました。


本丸跡とあって、境内は石垣で囲まれています。


大村藩最後の当主・大村純熙の銅像


大村喜前公遺徳碑の説明書き。玖島城(大村城)を築城した方です。

御朱印

御祭神

大村直澄公 外6柱

所在地

長崎県大村市玖島1丁目34