豊受大神宮(伊勢神宮・外宮)


伊勢神宮はお伊勢さん、大神宮さまとも呼ばれ、正式には「神宮」といいます。125社からなる神宮の2つの御正宮の1つで、食と産業の神様・豊受大御神が御祭神です。

由来

内宮の天照大御神の食事を司る神様として、今から約1500年前にこの地にご鎮座されました。豊受大神宮のご鎮座は『止由気宮儀式帳』や『豊受皇太神御鎮座本紀』によると、雄略天皇の御代に、天照大御神が天皇の夢に現れてお告げをされたことによります。その内容は、「一所のみ坐せば甚苦し」ということと、「大御饌も安く聞食さず坐すが故に、丹波国の比治真名井に坐す我が御饌都神、等由気大神を、我許もが」と教え諭されたことでした。天皇は夢から目覚められて、等由気大神を丹波国からお呼びになり、度会の山田原に立派な宮殿を建て、祭祀を始められました。これが「御饌殿の創設」、「日別朝夕大御饌祭の創祀」を始めとする御鎮座の由来です。

★ 公式ホームページ

散策


伊勢市駅から人の流れに乗ってきました。外宮入口ですが大鳥居はないようです。


いきなりの由緒書き。ん?雄略天皇22年創建?初めて目にします^^;


近くに案内図がありました。とりあえず正宮目指していきましょー!


手水舎で心身を清めます。この日、めちゃ暑かったから飲みたかった~。


おっ!一の鳥居!意外と小ぶりですね。しかも金属製~。意外でした^^;


参道を進むと、二の鳥居があります。ここは木製なんだ。なんか安心した^^


境内はとても広いのですが、所々、このような表示板があります。せんぐう館とは神宮の歴史と文化が学べるミュージアムです。


正宮に行く途中にある「三ツ石」。20年に1度の式年遷宮で神宮祭主や奉仕員などを祓う神聖な場所で手をかざすのは失礼な行為とのこと。参拝客のみんな手をかざしていたなぁ。


別宮である「風宮」。風雨を司る級長津彦命(しなつひこのみこと)・級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りし、元寇の際に神風を吹かせたと言われています。


これは「土宮」。大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祀りしています。古くから土地を守ってきた神様で、平安時代に末社から別宮に昇格しました。


次の「多賀宮」は石段を登った先にあります。暑さで体力が奪われる~(泣)


ここが「多賀宮」。豊受大御神の積極的な側面である荒御魂をお祀りしています。別宮の中で最も格式が高く、新しいことを始める時にお参りすると良いとされています。


社務所で販売されていた「神盃」。一目惚れで買っちゃいました^^;

御朱印

御祭神

豊受大御神

所在地

三重県伊勢市豊川町279