創建1400年の古社で「北九州の八幡様」として親しまれ,安産・子安成長・福徳長寿,厄難除け,交通安全の社として崇敬されています。
由来
敏達天皇12年(584年)勅命により,鷹尾山(高尾山)の麓に神社を立て,応神天皇,神功皇后,仲哀天皇を祀り,葛城小藤丸を祭祀にあたらせ「篠崎神社」として創建したのが始まりです。天平2年(730年)に宇佐八幡宮より分霊を勧請し,現在の「篠崎八幡神社」に改め,文治2年(1186年)に現在地に鎮座しました。
現在地には,嘉祥3年(836年)祇園社が祀られている宮尾山を美しき神域と御遷座になり,明治以前においては源義基,平康盛,足利尊氏,細川忠興,小笠原忠真,小笠原忠総らが社殿造営にあたり,昭和46年の造営を含め,合計7回にのぼり今日に至っています。明治6年(1873年)に村社に列し,昭和2年(1927年)に県社に昇格しました。
散策
車道から見えた赤い鳥居。ここから車で登っていきます。第1から第3駐車場まであるのでスペースは十分です。
徒歩だとここが入口になります。上に車を停めて入り直しました^^;
この石段辛かったです。頑張って登ってください!
石段を登ると,奥に隋神門が見えてきました。ものすごく立派な神社ですね。感動♪
昭和54年に竣工された随神門(朱門)。門の両袖の随神は右側が豊磐窓神,左側が櫛磐窓命といい,先触れの神で同一の神といわれています。すご~い!!
隋神門の右側に御祭神が書かれた石碑があります。これもすごーい!
境内は思った以上に広くて驚きました。ワクワクします♪
手を1秒以上かざすと水が出てきます。感染予防対策もばっちし^^
拝殿前におられたブロンズ製の狛犬様。表情や立ち振る舞いがかっこいー!
朱色の社殿と緑色の屋根の組合せがナイスです。
拝殿の中の様子。祈願の最中に失礼いたしました^^;
奥に回ると本殿のそばまで行くことができます。拝殿の裏側には狛犬様もおられます。
拝殿右側にある八雲社(祇園社)。御祭神は須佐之男命,櫛名田比売命で,恋に落ちた蛇の伝説から縁結びの神様としても信仰を集めています。
拝殿左側にある力石。神功皇后が石の上に幼い応神天皇を立たせ,その後,立派な功績を治めたことから,安産,子安成長,立身出世の御利益があるといわれています。
摂社の雲龍殿賀茂宮。御祭神は賀茂別雷命,市寸嶋比賣命,品田和気命で,御利益は縁結び・安産・子育・交通安全・厄除け等です。平成23年に改修されました。
賀茂宮の右側にある宮地嶽神社は6社の合併社(猿田彦社・金毘羅神社・近江稲荷神社・山ノ宮日開社・淡嶋神社・意業社)で,46神の御祭神が祀られています。
御朱印
御祭神
応神天皇
神功皇后
仲哀天皇
宗像三女神
玉依姫命
所在地
福岡県北九州市小倉北区篠崎1-7-1