有田焼の窯元や商人、そして、この街の住民全員を守護する「有田焼陶祖の神」として多くの人々の崇拝を集めています。俗称で「とうざんじんじゃ」とも音読されます。
由来
万治元年(1658年)8月、有田を治め、有田焼とその陶工を管理していた鍋島藩の皿山代官の命により、神之原八幡宮(現:佐賀県伊万里市二里町)から主祭神の応神天皇の霊を移し「有田皿山宗廟八幡宮」として建立された神社です。明治4年(1871年)、この地区の総称名の「陶山」にちなんで「陶山神社」(すえやまじんじゃ)と改め、明治5年(1872年)に村社に列しました。
★ これまでの記事 → 福岡の杜ブログ
★ 公式ホームページ
散策
社号標付近。石段を上り切ると線路があり、踏切が設置されています。遮断機がありませんので、通行には注意してください^^;
線路手前で右、左、右。指差し確認して進みましょう。
おー!古い鳥居ですね。篇額には「八幡宮」と書かれています。
近くにあった有田焼の由緒書き。おしゃれ~。文字も劣化しにくいでしょうね^^
折れ曲がった石段付近にも有田焼の灯籠が置かれています!
石段を登ったところにある大鳥居。高さ3.7m、幅3.9m。明治21年(1888年)に有田焼の陶工達が寄進したもので、国の登録有形文化財に指定されています。
拝殿の篇額は有田焼のお皿?う~ん。おしゃれ^^
拝殿の中の様子。太鼓も有田焼かな。
奥にある本殿。ん?よく見てみると…
ここにも有田焼!この「玉垣」は弘化3年(1846年)に奉納されたもので、陶器の部材を巧みに組み合わせた大変珍しいものです。
ご紹介が遅れました。有田町の重要文化財に指定されている青銅製の狛犬様。明治18年(1885年)に寄進されたもので、本体の総高186cmは全国でも最大級です。
こちらは有田焼の狛犬様。デザイン、色使いがおしゃれ^^
ここにも有田焼。色鮮やかでデザインが複雑ですね。すごーい。
拝殿右側に鎮座する八天社。肥前国有田郷で火の神様、火防の神様として崇敬されています。御祭神は火之迦具突智大神、建速素戔嗚大神、八天狗神
社務所にはたくさん有田焼のお守りがあります。かわいい。御朱印も有田焼らしい^^
御朱印
御祭神
応神天皇
所在地
佐賀県西松浦郡有田町大樽2丁目5-1