九州三大祭りの一つである八代神社の妙見祭で神幸行列の御旅所となっており、御鎮座記念日である11月25日の例祭は「しおやのまつり」の愛称で受け継がれています。
由来
塩屋八幡宮は、1632年(寛永9年)、細川忠興が八代城に隠棲するに伴い、崇敬する宇佐神宮を勧請し、御鎮座の場所を探していると、一人の老人が現れ指を指して「昔、そこの塘に八幡様の祠があった。今はわずかな古木しか残っていないが、そこに鎮座すべし」と告げ去った後、双の鳩が飛んで来てその塘(とも)に止まった、ということから八幡浜(現・若宮神社の地)に創建されました。1655年(明暦元年)松井興長が現在の地に社を移し、八代城下西域の守護神とされました。
散策
一の鳥居から境内に入ります。鳥居に掲げられた金色の扁額が立派!
石製の社号標。文字が見えづらいですが、塩屋八幡宮の下に金刀比羅宮、稲荷神社と書かれています。
入口付近にあった由緒書き。神社参拝の方法も記載されています。親切ですね~。
久し振り拝見しました、子持ちの狛犬様。昭和40年に奉納されています。
龍の型をした手水舎で心身を清めます。
拝殿。朱色が映えますね!
拝殿の中の様子。「めにみえぬ神のこころにかよふこそ人の心のまことなりけり」、「あめつちの神にぞいのる朝なぎの海のごとく波たたぬ世を」と書いてある。なるほど^^
拝殿には縁起の良い鯉の彫刻が施されており,塩屋八幡宮の御守りにもなっています。
裏側から見た本殿。立派ですね~!
本殿右側には金刀比羅宮が鎮座します。御祭神は大物主命、崇徳天皇
拝殿左側の稲荷神社。御祭神は倉稲魂神、猿田彦命、大宮女命
御祭神
応神天皇
神宮皇后
仁徳天皇
武内宿禰
所在地
熊本県八代市八幡町1-11