皇大神宮(伊勢神宮・内宮)


天照大御神をお祀りする「正宮 皇大神宮」は三種の神器の一つである八咫鏡を御神体とし、現在も全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めています。

由来

天孫降臨以来、天照大御神は天皇のお側でお祀りされていましたが、第10代崇神天皇の御代、御殿を共にすることに恐れを抱かれた天皇は、大御神を皇居外のふさわしい場所にお祀りされることを決意され、皇女豊鍬入姫命は大和の笠縫邑に神籬を立てて大御神をお祀りしました。その後、第11代垂仁天皇の皇女倭姫命は豊鍬入姫命と交代され、新たに永遠に神事を続けることができる場所を求めて、大和国を出発し、伊賀、近江、美濃などの国々を巡り伊勢国に入られました。『日本書紀』によると、そのとき天照大御神は「この神風の伊勢の国は、遠く常世から波が幾重にもよせては帰る国である。都から離れた傍国ではあるが、美しい国である。この国にいようと思う」と言われ、倭姫命は大御神の教えのままに五十鈴川の川上に宮をお建てしました。このように天照大御神は永遠の御鎮座地を伊勢に得られたのです。これが二千年前にさかのぼる、皇大神宮御鎮座の歴史です。

★ 公式ホームページ

散策


伊勢神宮・内宮といえばこの風景。かれこれ16年振りにやってきました(^^♪


由緒書きがあります。創建から2000年経ってるんですね~。すごい!!


五十鈴川に架けられた木造の宇治橋(うじばし)。内宮の表玄関です。長さ101.8mの大きな橋で両端にある高さ7.44mの鳥居は、旧正殿棟特柱をリサイクルしているそうです。


境内はめちゃ広かったです。敷かれた砂利の上をザックザックと歩くだけで気持ちいい~!


内宮にも案内図がありました。正宮まで頑張って歩きます^^

神宮の手水舎は質素な造りですね。それにしても人が多い^^;


暑さが体力を奪っていく~。真夏の参拝はしんどい。


おっ!五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)の看板が出ていますね。行ってみよう!


わぁ~きれい!かつての禊の場でここで手を清めるのがならわしだったそうです。水が超絶気持ちよかった^^


外宮と同じように所々に案内板が出されています。境内が広いからホント助かる^^


御稲御倉(みしねのみくら)。神宮神田から収穫した神様に捧げる稲穂が収められています。


外幣殿(げへいでん)。古神宝類が納めてある建物です。


天照大御神の荒御魂をまつる荒祭宮(あらまつりのみや)。内宮の中で最も格式が高い第一別宮で静かな緑の中の石段を降りた所に鎮座します。


風の神をまつる別宮・風日祈宮(かざひのみのみや)。鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本を守った神様です。橋向こうに鎮座します。


子授け・安産の神様である子安神社の御祭神である木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は、奥にある大山祇神社の御祭神の娘さんです。


手前が子安神社。奥が大山祇神社。鳥居の絵馬を持った参拝客がいました^^

御朱印

御祭神

天照坐皇大御神(天照大御神)

所在地

三重県伊勢市宇治館町1番地