和氣神社


奈良時代に都を追われた和気清麻呂を御祭神とし,交通安全,学問,建築の神として御利益があるとされています。坂本龍馬夫妻が新婚旅行でこの地を訪れた記念碑があります。

由来

奈良時代末期から平安時代初期にかけて国の官僚として活躍した和気清麻呂は,769年(神護景雲3年),宇佐八幡宮神託事件に関連して大隅国へ遠島となり,後に名誉回復されて京へ戻りました。1853年(嘉永6年),鹿児島藩第11代藩主島津斉彬が日向国・大隅国を視察した折に,この地に松を手植えし,側近の八田知紀に命じて和気公の遺跡調査を行わせ,この結果,この地が和気公の配流地であったことが確定しました。1939年(昭和14年)に和気清麻呂公精忠顕彰会ができ,和気神社創建の請願を行った後,1942年(昭和17年)県社として創立許可が下りました。実際に鎮座したのは戦後の1946年(昭和21年)です。

散策


最初に目につくのが平成19年に作られた大絵馬。畳約50畳分もあるそうです。


入口付近にある案内板


正式な案内板もありました。


鳥居付近。鳥居,燈籠,手水舎は朱色で統一されています。


参道に沿って巨木が並んでいる神社は初めてでした!


珍しい狛猪様がおられます。猪が和気清麻呂の守護神とされているためだそうです。


平成20年5月25日生まれの「和気(わけ)ちゃん」。とても見づらい角度でした^^;

御朱印

御祭神

和気清麻呂 (神号・護王大明神)

所在地

鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986