国造神社


創建時代は不明ですが,約2000年前という説もある歴史ある神社。阿蘇神社の北方に位置するため「北宮」とも呼ばれます。御朱印はスタンプ式でした。

由来

延喜式神名帳に肥後国は四座が記されているが(健磐竜命神社・現阿蘇神社、阿蘇比咩神社・現阿蘇神社、国造神社、疋野神社),その四座のうちの一座であり,熊本県内において最も古い神社の一社である。肥後国誌によれば、崇神天皇の代に速瓶玉命が肥後国造に任命され,景行天皇18年に国造神社を修造し祭典を整えたとある。父親である阿蘇神社の主祭神健磐龍命と共に阿蘇の地を開拓し,農耕・植林などを指導したとされる速瓶玉命,「国造本紀」によれば初代阿蘇国造)を主祭神とし,御妃,御子息の合わせて4柱の神を祀る。

散策


鳥居から真っすぐ参道が続いています。


国造神社の由緒書き。とても歴史を感じます。


神秘的な雰囲気の中,橋を渡って進みます。


参道左側にある手水舎。水が冷たく美味しかった~!


拝殿の中の様子。「北宮」の扁額が目立ちますね。


現在の社殿は,1672年(寛文12年)肥後熊本藩第3代藩主細川綱利によって造営されました。


かつて国の天然記念物に指定されていた「手野のスギ」


平成3年の台風19号で倒れたそうです。デカいっ!!


阿蘇市の天然記念物に指定されている「ほおの木」


境内には鯰の霊を祀った「鯰宮」があります。


御祭神は大鯰の霊。きちんと由緒まで書かれています。


白蛇の桧。「古くよりこの桧には白蛇が宿り時々姿を現すが、この白蛇を拝んだ(見た)者は運が開けると伝えられている。」そうです。探したけどいませんでした^^;

御朱印

御祭神

速瓶玉命

雨宮媛命

高橋神

火宮神

所在地

熊本県阿蘇市一の宮町手野2110