平尾八幡宮


平尾八幡宮は平尾の高級住宅街の真ん中に鎮座し,平尾の産土神(氏神・鎮守の神)として地域住民に崇拝されています。

由来

平尾八幡宮は、慶長の始め(17世紀前後)に創建の地,古宮より旧平尾村の北の小高い現在の場所に遷座されたと伝承されています。旧平尾村の南へ五町(約550m弱)ほど旧高宮村に寄った場所に創建され,その地は仲哀天皇と神功皇后が熊襲平定・三韓遠征のため船で瀬戸内海を航行して九州に入られ那の大津に上陸して小憩されたと伝えられています。1789年(天明8年)には享保の大飢饉を振り返り,平尾村の発展と平和に感謝して村人により社殿が造営され,その後改修・改築を重ね今日に至っています。

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散策


坂道の途中に鳥居があります。旗が出ているので分かりやすいです。


石段を登っていきましょう。手摺りもあって安全です。


石段を登った所におられる狛犬様。躍動感があって今にも動きそう。


こちらは厳しそうな狛犬様^^;


オーソドックスな手水舎。清め方の説明も掲げてありました。


木造はいいですね~。漆黒な感じが個人的には好きです。


「八幡宮」の扁額が飾られています。


拝殿の中の様子。この日は扉が開けてあって奥まで見ることができました^^


典型的な流造りの本殿


拝殿前でおみくじを買う事ができます。忘れ物の置き場があるとは珍しいですね!


木と木を結んで,おみくじを結んであります。考えましたね。


境内には山之神社があります。金運・財運だそうですよ~。他にも家内安全,商売繁盛,延命長寿,縁結び,夫婦和合といった御神徳があるそうです。


平尾天満宮もあります。天満天神又の名を容見天神との言い伝えがあり,鎌倉時代には,住吉宮,櫛田宮,筥崎宮とともに肩を並べる程の古い天満宮とのことです。


扁額にはその「天満天神」が書かれています。


近くには菅公御休之石なるものがありました。復刻石とのことですが,文字どおり道真公が腰かけられた石(場所)なんでしょうかね~。


境内にある由緒書き

御朱印

御祭神

神功皇后

応神天皇

玉依姫命

所在地

福岡市中央区平尾4-10-38