赤間神宮


山口県下関市に鎮座します。もともと阿弥陀寺として開闢し,源平合戦の後は平家一門を弔う勅願寺となりました。明治の廃仏毀釈で赤間神宮と改称しています。

由来

寿永4年(1185年),壇之浦の戦いに敗れて入水した平清盛の孫・安徳天皇を祀ります。二位の尼(清盛の妻)は8歳の天皇に「波の下にも都の待ふぞ」と言い聞かせて檀之浦で入水したといいます。朱塗りの水天門はその「波の下の都」を思わせる華やかな龍宮造。隣接地にも安徳天皇御陵,境内には平家の武将の墓碑・七盛塚,小泉八雲の「怪談」で有名な耳なし芳一の像を安置する芳一堂,「紙本墨書平家物語20冊」(重要文化財)などを収蔵する宝物館があります。

★ 公式ホームページ

散策


道路の反対側から撮影した鳥居。無料駐車場から横断歩道を渡ればすぐ鳥居です。


中央が水天門,左側が太鼓楼,どちらも豪華ですよね~。「水天」の名称は安徳天皇が水天宮の祭神とされることによるそうで,由来を調べて納得しました^^;


鳥居をくぐって石段を登っていきます。大きな絵馬がありますね。


鳥居付近にある案内図。ここで写真を撮っている人も多かったです。


水天門をくぐった後,左側に手水舎がありました。ここは朱塗りされていません。


中国大連の花崗岩で彫られた獅子。平成7年に奉納されています。


外拝殿が見えてきました。もう少し頑張りましょう!


拝殿前の狛犬様。かっこよかった~!安徳天皇とともに沈んだとされた八咫鏡が岡山県で発見され赤間神宮に奉鎮されています。伊勢神宮の御神体が定説で模造のようです。


本殿はこの角度からしか見えません。拝殿とは異なる様式ですね。


外拝殿から覗くと内拝殿が見えます。近くに行けないのが残念(^^;


境内左側に有名な平家塚と耳なし芳一堂があります。


あまり近付いてはいけないような雰囲気でした。ちょっと怖い…。


耳なし芳一堂。堂内には琵琶をかきならしている芳一像があります。


外拝殿の右側にある鎮守八幡宮。御祭神は八幡大神,神功皇后です。


さらに右側の階段から登った先にある大連神社。中国の大連市にあった大連神社の神体を日本に持ち帰り再建したものだそうです。

御朱印

御祭神

安徳天皇

所在地

山口県下関市阿弥陀寺町4-1