豊後高田市の中心部の桂川沿いに鎮座し、「若宮様」として地域住民から親しまれています。
由来
国東半島の六郷(武蔵・来縄・国東・田染・安岐・伊美)のうちの来縄郷における宇佐神宮の別宮で、天長元年(824年)に豊前国宇佐郡の住人、大神蘊麿の母の酒井門主女に神託が下り、それを受けて仁寿2年(852年)の12月に創祀されたと伝えられる神社です。
散策
川沿いにある鳥居から境内に入ります。
ご覧のとおり参道が伸びています。
途中、狛犬様がおられました^^
由緒書きの石板を発見。仁徳天皇が祀られているんですね。
参道左側に鎮座する「宮地嶽神社」
なかなか着きません。結構長い参道でした。
やっと神門に到着。神門前の石造橋は万延元年(1860年)に建造された反橋で大分県指定の有形文化財です。
神門の天井には、雲や龍の彫刻が施されています。
手水舎は昔ながらのタイプ
拝殿前の狛犬様。注連縄が首に絡んで苦しそう^^;
横に長いなぁ。現代の社殿は天保4年に造営されました。
拝殿の中の様子
社殿群(本殿・申殿・唐門・西門)四棟は豊後高田市の有形文化財(建造物)に指定されています。
北部九州には砲弾や機雷を飾った神社が点在します。ここでも砲弾を発見
本殿左側にある唐門
よく見ると、精巧な彫刻が施されています。
拝殿左側に鎮座する「祇園社」
こちらは「琴平社」です。
御祭神
大鷦鷯尊(仁徳天皇)外15柱
所在地
大分県豊後高田市高田671