住吉三神をお祀りする神社は全国に二千余社を超えますが,現人神社は住吉三神の本津宮にあたる歴史ある神社です。
由来
現人神社の名称は住吉三神と神功皇后の出会いに由来します。記紀神話によりますと,住吉三神は伊邪那岐命が穢ぎを行った時に誕生した「禊祓の神」で,海の神,航海の神ともされます。この三神が神功皇后の朝鮮出兵の折,荒れ狂う玄界灘の大海原で苦難しているところに姿を現し,水先案内を務めました。無事帰還した神功皇后はその神恩に感謝し,現世に姿を現したことから「現人神」と称し,その御鎮座の地の当官に「現人大明神」の尊号を授けたといいます。明治5年に現人神社に改称されました。
★ 公式ホームページ
散策
この明神鳥居は那珂川市の中で1714年と最も古く,市の文化財に指定されています。
1844年に福岡藩主より寄進された手水舎の手洗い鉢は,老朽化のため,令和元年の年末まで寄付が募られています。
勇敢そうな狛犬様
拝殿の中の様子
拝殿前にある「御神水」。瓦がかわいい!
御神木の楠に圧倒されます。
重厚感ある本殿は見応え十分です。
詳しい由来等が記された案内板
御朱印
御祭神
底筒男命
中筒男命
表筒男命
神功皇后
所在地
福岡県那珂川市仲3-6-20