古くから「熱田さん」と呼ばれ全国から篤い崇敬を集めています。三種の神器の一つである草薙剣を御神体とする熱田大神が御祭神です。
由来
創建は景行天皇43年(113年)。熱田神宮の創祀は、三種の神器の一つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)の御鎮座に始まります。第12代景行天皇の御代に、日本武尊は神剣を今の名古屋市緑区大高町火上山に留め置かれたまま三重県亀山市能褒野でなくなられました。尊のお妃である宮簀媛命は、神剣をここ熱田の地にお祀りになられました。以来、伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として篤い崇敬をあつめ、延喜式名神大社・勅祭社に列せられ国家鎮護の神宮として特別のお取り扱いを受ける一方、「熱田さま」「宮」と呼ばれ親しまれてきました。2013年(平成25年)に創祀1900年大祭を執行しました。
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散策
正門(南門)から入っていきます。第一鳥居大きかった!
入口付近の案内板。境内は東京ドーム4つ分に相当する約6万坪の広さがあるそうです。
第二鳥居までやってきました。さらに進んでいきまーす。
手水舎。ピンボケしました。すみません^^;
手水舎の近くにある御神木の大楠。弘法大師の空海が手植えしたと言い伝えられており、樹齢1000年以上と言われています。大蛇が住んでいることでも有名です。
参道に由緒等の表示がされています。勉強になりました^^
やっと第三鳥居まで来た。遠くに拝殿が見えてます(^^♪
信長塀。織田信長が桶狭間の戦いで勝利を収めた御礼として奉納したと言われています。京都の石清水八幡宮にもあったなぁ。
拝殿から覗いてみました。ここ入れないんですよね。そのすごく神聖な場所。
遠くに見える「本殿」。尾張造という特殊な様式でしたが、明治26年から現在の神明造に改められたそうです。
星型の絵馬か~。珍しいですね。
9:00~16:00まで参拝できる「こころの小径」は一之御前神社から本宮の周りを回って進むコース。せっかくですので行ってみます^^
一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)に着きました。ここは2012年12月まで一般公開がされていない立入禁止の御神域だったそうです。すごーい!
本殿の裏側にやってきました。わ!鳥居がある。珍しいですね!
清水社。罔象女神(みずはのめのかみ)は目の神様、美肌の神様として有名です。近くある湧水で肌を洗えば綺麗になるといわれていますが、くれぐれも飲まないでください。
土用殿。明治時代まで三種の神器の一つであり、熱田神宮の御神体である神剣(草薙の剣)が泰安されていた社とのこと。
二十五丁橋。25枚の板石で出来ていて、西行法師がこの橋に腰かけたこともあるそうです。名古屋最古の橋なんだとか。
708年に鎮座した別宮八剣宮。造りは本宮とほぼ同じで織田信長や徳川家康らによる造替の記録が残されており、草薙神剣がここに泰安されていたこともあるそうです。
正門の左側にある上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)。御祭神は乎止与命(おとよのみこと)で、宮簀媛命と建稲種命のお父様。「知恵の文殊さま」とも呼ばれます。
珍しい「三ツ鈴」があったので即購入。魔除け、厄除けだって^^
御朱印
御祭神
熱田大神
所在地
愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1