筑紫神社

筑紫神社はもともと山頂に祀られていましたが,麓に移されたという説や当初から現在地に祀られたという説があります。

由来

筑紫神社は927年(延長5年)成立の「延喜式神名帳」に名神大とあり、朝廷より尊崇された歴史の深いお社。その昔,筑前国と筑後国のさかい目(現在の筑紫野市)に荒ぶる神様がいて,往来の人々の命を奪うことから「人の命尽しの神」と呼ばれており,それを鎮めるために「筑紫神」としてお祀りしたとされ,その伝説が筑紫神社や筑紫の呼び名の起源ではないかと言われています。

「筑紫」の名称は,九州を「筑紫嶋」(古事記)又は「筑紫州」(日本書紀)のように広義では九州全体を指しますが,狭義では筑紫神社周辺の地名を指すとされています。

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散策


最初にある鳥居。まっすぐ参道を進んで行きます。


2つ目の鳥居。参拝した時は桜が満開でキレイでした!桜の名所でもあります。


階段を上っていくと両側に狛犬様がおられます。


私のお気に入りの狛犬様。髪型と愛らしい表情が目を引きます。


見てください。この歴史感!とても雰囲気がいい空間です。


オーソドックスな手水舎


拝殿に直接登る場合はこちらの鳥居から進みます。


その代わり,こちらの石段を登らないといけません。


境内に戻って,拝殿前の狛犬様。笑っておられるように見えますね^^


現在の本殿は1712年(正徳2年)に再建されたそうです。創建された1453年(享徳2年)以前にも社殿があったと推測されますが記録としては残っていません。


拝殿の中の様子。筑紫宮,田村大神,寶満大神の社号額が目を引きます。


筑紫の国の歴史とその思いが記されている大きな石碑


五所神社は大正4年に原田・筑紫村内にあった無格社5社が筑紫神社の境内に移転したものです。


1月下旬頃には綺麗な梅を拝観することができます!


詳しい由来のほか,年中行事が記された由緒書

御朱印

御祭神

筑紫の神

玉依姫命

坂上田村麻呂

所在地

福岡県筑紫野市原田2550