幣立神宮


熊本県山都町の阿蘇の山近く、九州のおへその辺りに鎮座し、日の宮(ひのみや)ともいいます。健磐竜命が高千穂から阿蘇へ向かう途中に建てたのが始まりと伝えられている日本最古の神社で万物の親神である大宇宙大和神が唯一奉られています。約15000年の歴史があるとされます。

由来

社伝によれば、神武天皇の孫である健磐龍命が阿蘇に下向した際この地で休憩し、眺めがとても良い場所であると幣帛を立て天神地祇を祀ったという。その後、延喜年間(901~ 923年),阿蘇大宮司友成が神殿を造営し伊勢両宮を祀り「幣立社」と号した。天養元年(1144年)には阿蘇大宮司友孝が阿蘇十二神を合祀し大野郷の総鎮守とした。現在の社殿は享保14年(1729年)、細川宣紀により改修されたもので、明治6年(1873年)に郷社に列した。なお、天孫降臨の伝承を持つ高千穂にも近く、他にも神話、伝承などが伝わる。

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散策


観光スポットの幣立神宮。いい写真が撮れました^^


石段を登っていきます。途中で休憩している人が多いですね。


高天原とは,『古事記』に含まれる日本神話および祝詞において、天照大御神を主宰神とした天津神が住んでいるとされた場所です。


案内板には冒頭に記載した神社の由来が記されており,手水舎でさえ高貴に感じます。


注連縄を付けた拝殿前の狛犬様。あまりお見かけしないタイプですね。


拝殿の中の様子。無礼かなと思いながらもつい…。大変失礼しました!


かろうじて本殿が見えました^^


東の宮には火の宮大神、雨の宮大神、風の神大神が祀られています。


水神社には水波能賣神、日子八井命が祀られています。


天神木の「高千穂」


本殿右の「伊勢の内宮」。「日の宮」ともいう幣立神宮には「天照大神が住む宮殿」として、天照大神の御霊がいらっしゃると言われています。


本殿の左奥から階段を下りると東御手洗と呼ばれる湧き水とその先に水玉の池があります。北辰妙見の大神が祀られている聖地とのこと。


せっかくですので、約200m下ってやってきました^^;


その東水神宮様。来てよかった^^

御朱印

御祭神

神漏岐命

神漏美命

大宇宙大和神

大御中主大神

天照大御神

所在地

熊本県上益城郡山都町大野712