飛来神社


福岡市博多区吉塚に鎮座します。拝殿に数枚の戦国武者の絵馬が飾られ,社殿の前には仏像が祀られています。子供の守護,手足の神様として御利益があるそうです。

由来

当飛来神社は,太古神皇産霊神の御子,少彦名命を御祭神とす。この御神は非常に短躯小身なるも,特に子供好きにて,手足の神様で国土経営に全力を尽くし畜産を起こし,医療且又農業を起し人民皆其の御神徳を仰ぐことふかし,往年この堅粕の地に温泉湧出せる側に御鎮座ありしを紀元1466年第51代平城天皇の大同元年令より凡そ1200年伝教大使博多津に御帰朝の際,薬師像を刻み東光院に安置するに及び当神社を村の入口現在の地に遷座せしと言い伝う。赫灼たる御神徳著しく衆庶の知る所なり。旧藩主黒岳も崇敬特に篤く,現在当吉塚の産土氏神として子供の神様,子授けの神様として益々子供擁護と強化の崇高なる御神徳を垂れ給う。

散策


道路から見た鳥居と拝殿。注連柱の文字が力強いですね!


飛来神社の趣がある社号標。


手水舎に水は流れていませんでした。


拝殿を斜めから撮影しました。中に入ることができるようです。


拝殿の中の様子。本殿の前に紅白の仏像が2体祀られています。どういう意味があるのでしょうか。


天井には色鮮やかな物が飾られていました。


戦国武将の絵もたくさん飾られています。


今にも吠えそうな拝殿前の狛犬様。ちょっと怖いかも^^;


おみくじを結ぶところ。大吉→中吉→小吉→吉→半吉→末吉の順番のようです。くじを引いて半吉って見たことないなぁ。


敷地外から見た本殿。オーソドックスな流造りでした。


飛来神社の由緒書き。道路に面しています。

御祭神

少彦名命

所在地

福岡市博多区吉塚3-11-19