総本社は滋賀県大津市にある日吉大社。御祭神の大山咋神は,天照大神の弟神である素盞嗚神の孫神で開運厄除・土地祓・商売繁盛・交通安全・病気平癒・縁結び・子宝・安産・子育て子孫繁栄・仏教守護の御神徳があります。
由来
後醍醐天皇の1336年(延元元年)最初現在地より西方約三百米の北口という所に鳥栖市重田・同市旗崎に在る両日吉神社と同時に創建され,その後1672年(寛文12年)現在地に移ったと伝える。創建以来小郡の総鎮守総氏神,小郡の町を守護し給う神として尊崇されていた。太平洋戦争終結後,戦後の疲弊に荒廃が甚だしかったが,昭和57年九州横断自動車道が小郡字藺牟田(小郡連合区区有地)を通過することに決定し,その用地売却費の一部を充て御社殿の大改築,社務所の新築,更に昭和61年が創建650年ということで境内外周石垣・玉垣等の工事を完成し面目を一新した。
散策
鳥居付近の様子
牙がするどい狛犬様
直進すると社殿が見えてきます。
夫婦銀杏(子宝銀杏)の実を食べると子宝に恵まれるそうです。
拝殿の中の様子。「山王宮」の社号額がありました。
拝殿と本殿
拝殿前の狛犬様
日吉神社とあって神使の猿がたくさんおられます。触ると災いが去り,病を治すそうです。
楷樹,黄蓮木,黄棟樹,孔木,水精樹などの異名がある楷(かい)の木です。
境内に祀られている恵比寿神
明治維新の「神仏分離」で放置されていた五つの石仏のため,当時の宮司らが御堂を建立したそうです。本殿の裏にあります。
御祭神
大山咋神
事代主神
木花開耶姫神
所在地
福岡県小郡市小郡1329