宝当神社


佐賀県唐津湾上の高島に鎮座し,高島の産土神を祀った塩屋神社の境内社。住民が当選祈願,高額当選したことから,宝くじが当たる神社として有名になりました。

由来

御祭神の野崎隠岐守綱吉は天文23年(1554年)信州諏訪の国の生誕。肥後国豊後の大友義鎮公に仕え,肥前国草野城主として草野鎮永に迎えられるも,元亀4年(1574年)草野城が龍造寺隆信らに取り囲まれ,高島に逃れます。海賊が高島の人家を襲撃・強奪した事を聞きつけた綱吉が海賊を成敗。その後,近遠の賊船は二度と高島を襲撃しませんでした。綱吉は祖先を祀る氏神として塩屋神社を設立。天正13年(1586年)綱吉は逝去しますが,明和5年(1768年)島民が綱吉を島の大権現として祠を建て,明治34年(1901年)「寶當神社」として鳥居が奉献されました。

★ 公式ホームページ

散策


海上タクシーに乗って高島まで向かいます。大人片道210円の定期船もありますが,時間が決まっているので,タクシーの方が便利!


正面から社殿を撮り慣れていなかったので,遠くから撮影しました。


御祭神が床下に眠っているとの案内を見て,覗いてみました。


おおっ!この祠がそうなんだ~。社殿の下に収まるくらいのミニサイズ。この後,宝くじを買って実際5000円当たりました。すごい(^^)/


神社の由来等を記した案内板。御祭神は32歳の若さで亡くなられたようです。

御朱印

御祭神

野崎隠岐守綱吉(のざきおきのかみつなよし)

所在地

佐賀県唐津市高島525