福岡県糸島市に鎮座する深江神社には,豊臣秀頼の誕生の由来に因み,子どもの出生,成長,安産祈願の絵馬が多く奉納されています。現在の社殿は2011年建立。
由来
深江神社は,高祖の城主である原田次郎大夫種直が1190年(建久元年),竈門宝満宮及び太宰府天満宮を上深江片峰の地に勧請され,その後,境内用地の関係で1203年(建久3年)に現在の深江に御奉遷鎮座されたのが起源とされています。朝鮮出兵のため肥前名護屋城にいた豊臣秀吉が1592年(天正20年)に参拝され,茶宴を催された時に淀君御懐妊の知らせが届いたことを受け,秀頼の産宮として時の領主小早川隆景に命じて社殿を再興されたそうです。
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散策
注連柱と鳥居を通って奥に進みます。絵になる角度ですねー。
第二鳥居は,小早川隆景が奉納したもので「安産の鳥居」とも言われています。
大きい岩で作られた手水舎。なかなか立派です!
歴史感ありますね。狛犬様の目の位置に特徴がある印象でした。
境内にある飛梅。その辺りにたくさん梅が落ちています。
本殿は格式が高いですね。中はどういう構造になっているか興味がわきます。
境内右奥の秋葉神社。防災鎮火の神である火産神社(ほむすびのかみ)が祀られています。
他にも外内神社,須賀神社などの境内社が点在します。
かわいい恵比須様もおられます(笑)
御朱印
御祭神
玉依姫命
菅原道真命
所在地
福岡県糸島市二丈深江852