鹿児島県霧島市隼人町に鎮座します。国分八幡宮,五所別宮,正八幡宮,正宮,大隅正八幡宮などの呼び名があり,大隈国一の宮として朝廷の崇敬篤い大社です。
由来
鹿児島神宮の御祭神は海幸山幸の神話によるところの社で創祀は遠く神代にあって,又皇孫神武天皇の御代とも伝えらています。御祭神彦火火出見尊 (別名山幸彦)はこの地に高千穂宮(皇居)を営み給い,500有余歳の長寿に亘り間農耕畜産漁猟の道を開拓し国家の基礎をつくられた。また正八幡宮,国分正八幡,大隅正八幡等とも称し,全国正八幡の本宮でもあります。平安時代醍醐天皇の延喜式には大社に列し大隅國一之宮として朝野の崇敬篤く営繕の費は三州の正税を以て充てられ,後鳥羽天皇建久年間(1198年)には社領2500余町歩の多きに至り,江戸末期まで千石を有していました。戦国時代から江戸時代には,地元の大名である島津氏の尊崇を受け,1874年(明治7年)に神宮号宣下及び近代社格制度において官幣中社に列した後,1895年(明治28年)に官幣大社に昇格しました。戦後は神社本庁の別表神社となりました。
★ 公式ホームページ
散策
赤い大きな鳥居から入っていきます。
境内に入って石段を登っていきます。
令和6年4月参拝の時、御神馬の清嵐(せいらん)君がいました。かわゆい^^
雨之社と御神木のクスノキ。樹齢約800年って人間で何世代前かな。すごいっ!
さすがは鹿児島神宮。柄杓の数が違います。
龍宮の亀石。ボコボコ穴が開いています。
拝殿と本殿。宝暦6年(1756年)に島津重豪より造営されました。鹿児島県指定の文化財です。
こちらは勅使殿。波動が高いのか写真が真っ白^^;
「正八幡宮」の扁額
彫刻が色鮮やかですね。いきいきしています。
拝殿の中の様子。素人の私でも,ものすごい神々しいパワーを感じました。天井の格子には花や野菜等が色鮮やかに描かれています。
境内にある武内神社(御祭神・武内宿禰)
四所神社(御祭神・大雀命 石姫命 荒田郎女 根鳥命)
隼風神社(御祭神・日本武尊)
御朱印
御祭神
彦火火出見尊 (山幸彦)
豊玉比売命
(相殿)
帯中津日子命 (仲哀天皇)
息長帯比売命 (神功皇后)
品陀和気命 (応神天皇・八幡大神)
仲姫命 (応神天皇皇后)
所在地
鹿児島県霧島市隼人町内2496-1