上色見熊野座神社


人気漫画作品の舞台になったことで人気に火が付き、異世界のような景色を求めて全国から多くの人が訪れており,長く続く階段と燈籠が幻想的な景色を作り出しています。

由来

創立は相当古く,紀州熊野より移したものと云う。山岳信仰と岩石信仰を結び付け,この地に神社を建立し,熊野信仰の広がりとともに修行者がこの神社に紀伊熊野三山の御祭神を祀ったとする説があります。南郷の総鎮守として祭祀されていますが,天正年間に兵火により建物は焼失し,現在のものは享保7年(1722年)に建立されました。標高670mの月形山の山麓にあり、参道には100基近くの灯籠が並び壮観です。神殿後方の穿戸岩(うげといわ)には,健磐龍命に追われた鬼八が逃げる途中,蹴り破ったといわれる大穴があります。大ヒットコミックス「夏目友人帳」の原作者・緑川ゆき先生の描く、もうひとつの妖奇譚「蛍火の社へ」の舞台のモデル地としても有名です。

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散策


鳥居付近から神秘的な雰囲気が出ています。


年代等不詳。個性的な狛犬様が出迎えてくれました!


百基を超える燈籠の中を進んでいきます。


途中に手水舎がありました。喉が渇いていたので助かった~!


別世界に誘われるような神秘的な空間には220段余りの石段があります。


振り返ったらこんな感じです。


拝殿前の狛犬様。大理石仕様かも。


拝殿と本殿は段差があって離れています。珍しいですね。拝殿は月形山八合目の山麓に位置しています。


流造りの本殿


拝殿の左側からさらに上に登る小道があります。つらい方には杖がありますので利用しましょう!


約5分登ったところにある穿戸岩。縦横10m以上の大風穴から吹く風が気持ちよかった^^

御朱印

御祭神

伊邪那岐命

伊邪那美命

所在地

熊本県阿蘇郡高森町上色見2619