春日市を通る県道31号線そばにあり,美しい社殿の周りに生えている見事な11本の楠木は『春日の杜』として県の天然記念物にも指定されています。
由来
発生は古くこの地に中大兄皇子が天児屋根命を祀ったことに始まると伝えられ,四神を祀る神社としての春日神社の起源は藤原田麻呂が大宰大弐として大宰府にいた768年(神護景雲二年)にさかのぼります。藤原家の祖神たる天児屋根命がこの地に祀られていることを知った田麻呂は,自身の故郷である大和国春日の春日大社より武甕槌命,経津主命,姫大神の三柱を神籬に迎え祀って春日大明神として社殿を創建しました。
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散策
鳥居付近。春日神祠と書かれています。
「春日の杜」にはアオバズクが春から夏にかけて渡来し,樟の樹洞に巣を作り卵を産んで育てるそうです。
手水舎に紫陽花が浮かべられていて,季節を感じることができました!
風鈴の音が心地よかったです。
ここの狛犬様はかっこいい系。手足とも厚底でした。
雨で黒光りしている社殿。かっこいい~。平成8年に総改修が行われました。
拝殿の中の様子。上に飾っているものはどういう意味があるのでしょうか^^;
境内に厄割り石があります。一礼して悪い気を吹き込んだ後,役割り玉を投げるそうです。
境内左奥には,昔の社殿の一部と思われるものが飾られています。
境内にある若宮社
御朱印
御祭神
天児屋根命(アマノコヤネノミコト)
武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
経津主神(フツヌシノカミ)
姫大神(ヒメオオカミ)
所在地
福岡県春日市春日1-110