加藤神社


熊本発展の礎を築いた加藤清正公を祀る肥後総鎮守。毎年7月の第4土・日曜に行われる清正公まつりは、多くの人で賑わいます。

由来

日本三名城・日本三堅城の一つである熊本城を築城し、土木の神様や築城の名手と呼ばれた戦国武将・加藤清正公を主祭神とし、清正に殉死した大木兼能、朝鮮人の金宦を合わせて祀られています。明治4年(1871年)の神仏分離令で廟地より熊本城内に移され、創建時は「錦山神社」と称されていました。その後、京町台へ移り、昭和37年(1962年)に現在地へ遷宮されました。
豊臣秀吉が朝鮮出兵した際の武勲や虎退治の逸話から名将として知られ、勝負事の神様としても信仰が厚く、建築・土木の神様としても有名です。熊本で数々の偉業をなした清正は、今も清正公(せいしょこ)さんと県民に敬愛され、多くの崇敬を集めています。

散策


白い鳥居から境内に入ります。結構車も停まっていました。


入口付近にある加藤神社の社号標


子どもを守っているのかな?鳥居付近の狛犬様


手書きの由緒書き


手水舎で心身を清めます。


境内はこんな感じ。拝殿の方に進んでみましょう。


白を基調とする拝殿。コンクリート製でしょうか。


本殿が樹々に隠れて撮りづらかったです^^;


ああ本殿左前には熊本三手水鉢と言われる大手水鉢、その左には清正公が文禄の役の記念として持ち帰られた太鼓橋があります。出世橋とも言われます。


本殿右前には絵馬かけ所、その右は文禄の役記念として、肥前名護屋城より移した清正公の旗立石があります。出兵の際、陣に置かれた旗を立てる石です。


本殿右側に鎮座する末社・白鬚神社。白髭大明神(導きの神)、菅原道真公(学問の神)、大国主命(福徳円満の神)、恵比寿神(商売繁盛の神)が祀られています。


熊本城築城の際に天守閣前の大銀杏とともに清正公がお手植えされた銀杏。秋になると黄金に色づくそうです。


境内から熊本城の天守閣が見えます。この風景は加藤神社ならではですね~。

御朱印


御祭神

加藤清正公

所在地

熊本県熊本市中央区本丸2-1