菊池神社


福岡市城南区の幹線道路から少し入った住宅街に鎮座します。熊本県の菊池神社と同じく,第十二代菊池武時を御祭神としています。本殿は明治2年4月建立です。

由来

1333年,肥後国の武士で菊池武時は鎌倉幕府討滅に乗り出した後醍醐天皇の呼びかけに応じ,博多にあった鎮西探題の北条英時を攻めて敗死したそうです。その際,馬上の武時は福岡市中央区六本松付近で首が落ち、この七隈でその胴体が落ちたといわれ,胴体を祭った胴塚が七隈菊池神社の創始とされます。1831年,菊池氏の子孫である城武貞が倒幕のために戦った先祖を祀るために菊池武時の墓を探し,神社を建てました。

★ これまでの記事 → 福岡の杜ブログ

散策


道路から見た菊池神社。階段を上に上がっていきます。


立派な鳥居。奥に本殿が見えています。神紋は菊池氏家紋の「並び鷹の羽」だそうです。


階段を登って左側にある手水舎。以前,ここでカラスが水浴びしてたんですよね~。あれ以来,口を清めることができません^^;


境内は樹木が立ち並んでいて,さわやかな雰囲気です。

狛犬様,どう見てもライオンですよね!狛犬以外にも狼や鳥が祀られているようにライオンもその一つのようですが,福岡市近辺では菊池神社でしか見たことがありません。


この御神木,樹齢どれくらいかな。とっても大きい!


この巨木もすごくないですか?とても生命力を感じます。


社務所に「寶物殿」の看板がありました。声をかけたら見学できるようです。


境内にある案内板。詳しく由来等が記されています。

御朱印

御祭神

菊池武時

埴安命(はにやすのみこと)

大鷦鷯命(おおさざきのみこと)

所在地

福岡市城南区七隈7-10-1