宮崎県西臼杵郡高千穂町に鎮座します。明治6年に旧称の「槵觸大明神」から「二上神社」と改称されて県社に列しますが,明治43年に旧社名に復して「槵觸神社」と改められました。御朱印は高千穂神社でいただけます。
由来
神社の創祀は不詳ですが、鎮座する槵觸峯は、古事記に「筑紫の日向の高千穂の久志布流多氣に天降りまさしめき」、日本書紀の一書に「日向の高千穂の槵觸峯に到します」と記される天孫瓊々杵尊の天降りの地です。その信仰は、上代にまで遡るとされ、瓊々杵尊をはじめ降臨に随行された神々や国譲りで活躍された神々がお祀りされています。往昔は社殿はなく、峯そのものを神と崇め、高千穂八十八社の一社に数えられお祀りされていました。古くは「槵觸大明神」とも称され、山岳信仰の名残を留めた神社でもあります。その創建の由来からして、槵觸峯は高千穂宮縁由の聖地であり、高千穂宮は高千穂皇神の神号の淵源と考えられています。また、槵觸神社の社殿が高千穂神社の分祠として建立された事跡から、両社は一体不離の関係にあり、ともに天孫降臨の聖地高千穂を代表する重要な神社として崇敬を集めています。
散策
大鳥居の大きさに驚きました。昭和59年4月に竣工落成したそうです。
「くしふる」神社と読みます。なかなか読めないです(笑)
参道を進みます。どんな世界が広がっているかワクワクしました。
手水舎。しっかり屋根も付いていてすごい!
石段を登った先に拝殿があります。
拝殿の中の様子。人の気配を感知するとライトが付きます。
拝殿と本殿
本殿にあしらわれた彫刻が見事でした。
それぞれの彫刻に物語を感じます。
境内にはご覧のとおり多くの巨木が存在します。
御朱印
御祭神
天津彦彦火瓊瓊杵尊
天児屋根命
天太玉命
経津主命
武甕槌命
所在地
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井713