美奈宜神社


朝倉市林田の蜷城(ひなしろ)地区にある美奈宜神社は「林田神社」,栗尾山の麓にある

荷原にも同名の美奈宜神社があり,「栗尾神社」とも呼ばれます。この神社は前者です。

由来

神功皇后の時代(西暦202年),皇后が新羅討伐の帰路に白鷺を放ち,白鷲が降り立ったこの地に三神を祀ったことが始まりといわれています。神功皇后が村人を苦しめる悪者であった羽白熊鷲を討つ際に蜷城をつくったことから,「美奈宜」と名を当て,神社の名称になりました。延長5年(927年)に朝廷によって定められた延喜式には,式内大社として同神社が記載されています。式内大社とは天皇の勅使が参向して祈願する神社を示すもので,全国の中でも限られた神社のみが受ける栄誉です。毎年秋のお祭りである「おくんち」が開催され,県の無形文化財である蜷城の獅子舞が奉納されています。

★ 公式ホームページ

散策


鳥居付近。社号標を見て歴史ある神社だと分かります。


龍の口から出る水で身を清めます。


赤門は忠臣蔵討ち入りの年(1702年=元禄15年)に修復されたそうです。


赤門近くの狛犬様。写真では分かりづらいのですがビッグサイズでした!


拝殿の中の様子。飾られた絵が幻想的でした。


朱色の柵に囲まれた社殿


拝殿前の狛犬様。彫が深くてかっこいい!


境内奥にあある式内社の案内板


有名な神社が立ち並んでいます。すごい!!


御神木は甘木市の保存樹林に指定されています。樹齢約500年の楠です。


参拝した際,社務所は新鋭中でした。

御朱印

御祭神

素戔嗚尊(祇園神)

大己貴命(大黒神)

事代主命(恵比須神)

所在地

福岡県朝倉市林田210