大原八幡神社


福岡県京都郡苅田町に鎮座し,約1700余年のあいだ、地域の守護神として海上安全、航空安全、交通安全、旅行安全などの御神徳で人々の尊敬を集めています。

由来

大原八幡神社の創建については、御祭神大原足尼命が神功皇后の御代(西暦209年ごろ)豊前、豊後の国造として、民を安じ徳望あり、とくにこのころ新津に港を造り公私船舶往還の港となり大いに栄える。命が亡くなれると住民は、この徳を慕い大字新津字祖父墓の地に命の塚を造り祭る。其後6世紀後半(西暦570年ごろ)この京都地方を治めていた物部氏が祖先を同じとする命を、港の正面に恩塚山に大いなる塚(廟所)を造り氏神として祭る。その後、饒速日命・応神天皇・仲哀天皇・神功皇后を御観請し現在に至る。

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散策


一の鳥居から道路を真っすぐ進んでいきます。


駐車場からすぐの所に二の鳥居があります。大原八幡神社の社号標が立派です^^


右側にある手水舎で心身を清めます。龍の口から水は出ていませんでした。


石段を登った先に拝殿が見えています。


石段の両脇におられる狛犬様


社殿は文正元年(1466年)に再建された後,最後の大改修は明治10年と140年が経過して老朽化が進んでいるそうです。


拝殿の中の扁額には「大波羅野御屋新呂」と書かれています。「おおはらのおやしろ」と読むんでしょうね。


拝殿左側に土俵があり,その上に小さな社がありました。確かに神聖な場所ですが,ビール箱を社に見立てるとか考えましたね!


境内にある火々式稲荷大神


拝殿の狛犬様の後ろの茂みに別の狛犬様がおられました。先代かと思われます。


昔の手水鉢でしょうか。狛犬のような顔でした^^;

御祭神

大原足尼命

饒速日命

応神天皇

仲哀天皇

神功皇后

所在地

福岡県京都郡苅田町新津1427