綱敷天満宮


福岡市博多区綱場町に鎮座し,綱敷天神,綱場天満宮とも呼ばれます。 菅公聖蹟二十五拝の1つです。

由来

綱敷天満宮は菅原道真が大宰権帥に左遷されて赴任の途中,袖の港に上陸した時,住民達が綱で敷物を作り出迎えたと言われている。その後,その場所に社殿が建ち綱輪天神と呼ばれた。現在,社名は綱敷天満宮となり,社殿所在地の町名は綱場となった。綱場の地名は,戦国期の日明貿易資料に「綱庭」と見え,綱は宋(960~1279)の時代に「船団」を意味することから,貿易や船に由来する地名と考えられている。現存しないが,元禄の頃国学者松下見林(1673~1703)が綱敷の神影(菅公画像)を寄進したことがあるという。

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散策


路地を入ったところにあります。こじんまりとした神社です。


鳥居付近にある社号標が目印!


昭和27年鳥居の扁額「綱敷天満宮」


境内右にある手水舎。蛇口から水が出ました。


境内入口にる案内板


拝殿の中の様子


本殿は小さいですが,階段付きの仕様でした。


拝殿の屋根にあるのは桃でしょうか。


おみくじは拝殿で売っています。朱色の柵がきれい!


絵馬も太宰府天満宮と同じタイプでした

御祭神

菅原道真

所在地

福岡市博多区綱場町5-7