福岡市博多区に鎮座する若八幡宮。全国的に有名な厄除け神社で,年初から旧正月にかけて祈願で多くの人が列をなします。2時間待ちになることもあるそうです。
由来
創建等は不明ですが,「筑前國続風土記拾遺」によると,「鎮座の始詳ならす。箱崎の摂社なりしといふ。むかしは藪八幡と称せし毎年十一月初夘日櫛田宮の巫女御倘を供へ奉る。いつの比よりか御社を東向に造建せるならん。」と記されています。古い時代より「厄八幡」と呼ばれて信仰を集めており,新暦・旧暦の大晦日には毎年深夜まで厄除けと厄払いの祈願が行われ,たくさんの人で賑わいます。前厄・本厄・後厄の3年続けて参拝すると,その次の年には厄落としになると伝えられています。
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散策
道路から見た鳥居。明治37年に建てられました。
境内に入ると参道が右に続いています。正面に社務所があります。
その前に手水舎で清めます。奥にある池で鯉が泳いでいました。
あらためて正面から。境内は広くないですがコンパクトにまとめられています。
拝殿前の狛犬様。太陽がまぶしそう^^;
拝殿の中の様子。
別の社殿で祀られている猿田彦大神,事代主大神,宇賀大神。
江戸の力持ち木村興五郎が持ち上げた現在確認できる唯一の力石。福岡市指定有形民俗文化財です。
入口付近の御神木とその横にはトイレも完備されています。
御朱印
御祭神
大鷦鷯命:仁徳天皇
大乙貴命
少彦名命
所在地
福岡市博多区博多駅前1ー29−47